ケン・ベラー＆ヘザ・ーチェイス著 岩波ジュニア新書
｢平和をつくった世界の２０人」
イギリス人動物行動学者のジェーン・グドールは２５年以上も
タンザニアの森で生活しました。野生のチンパンジーの研究を
しています。
ジェーン・グドールの言葉
私たちのひ孫やその子供たちが平和に暮らす世界がくることを
期待できる、と私は強く信じています。それは、木々が残っていて
その木々の間をチンパンジーがぶらさがり、青空と鳥がさえずる
世界なのです。・・・明日に向けてそのような世界を守れるかどう
かは私たちにかかっています。それはあなたと私次第なのです。
私たちを悩ませているー私たち全員を悩ませている問題はまさしく
自己中心主義です。｢私一人だけじゃないか、私が行動しても、
しなくても、たいして変わりない。だからそんな事を気にする必要
などない」・・・私たちがその態度を変えたらどうなるか、考えてみて
ください。何千、何百万、何十億の人びとが自分の行動が世界を
確かに変えると思っていたとしたらどうでしょうあｋ？
私たちは自分を取り巻く世界に何の影響も与えずに過ごす事など
一日だってできないのです。そして、私たちにはどんな影響を与え
たいのかについて選択肢があるのです。
私達は与えられた命という贈り物を、世界をよりよいものにするた
めに使う事ができるのです。
とても簡単なことです。私達は、悲しんでいる人や孤独な人を
ほほえませてあげる事ができます。かわいそうな犬がしっぽを
ふるようにしたり、猫がよろこんでのどを鳴らしたり、少し枯れそうな
植物に水をあげたりする事ができます。私達は世界が抱えるすべ
ての問題を解決する事は出来ません。身近な問題について、
何か出来る事は、よくあるのです。
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平和とは人びとや動物、環境に配慮する事であり、一人ひとりの
行動が あらゆる生き物に影響を与えるという事を認識すること
である・・・というグドール。
ひとりでも 身近に できることを探していくこと・・・
地球に貢献できるよう 行動していきます。
喜びの輪 が ひろがる ヒーリングスペース
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