観光列車「ながら」の乗車記です。
車両については、その①
ランチプランのお料理はその②
をご参照ください。
今回は3回目。
ランチプランの停車駅や車窓についてご紹介していきます😚
■美濃太田駅
始発駅の美濃太田駅。
10:45の出発ですが、入線は10:13とのこと。
入線後、準備ができると乗車開始です。
食事付プランの「鮎号」の乗車口にのみ、赤絨毯が敷かれています👍
いつも通りに気合いを入れてきたのに、ドアオープンの時間になっても、他の乗客は誰一人いないという、、😅
ランチプランのお料理の内容はその②をご参照ください。
■車窓
列車は、
刃物の街として知られる関(長良川鉄道の車庫もあります)、
うだつの上がる町並みが有名な美濃市などを通っていきますが、車窓の見どころとしては長良川でしょう。
長良川は左右どちらでも見られ、終点の北濃までの間に6つの橋梁を通過していきます。
あいにく降水確率90%で、車窓は期待できないなあと思っていたら、長良川から川霧が立ち上る幻想的な光景が🙌
こういう天気でしか、見られない景色ですね。
雨量も多く、清流のはずの長良川が濁流になっていて、どの辺に名物の鮎が泳いでいるのかは伺い知ることすらできません😆
■みなみ子宝温泉駅
観光列車「ながら」は通過してしまうのですが、駅舎が温泉施設になっている駅です。
JR北上線のほっとゆだ駅のように、温泉施設内には、列車の出発が近いことを知らせる信号機があるそうです。
ホームから駅舎に入ったら、下足箱があるくらいの駅直結ぐあいです。
普通列車で訪れる場合には、下車する際に運転士さんから証明書をもらうと、入浴料の600円がなんと200円になる特典があります。
■大矢駅
観光列車「ながら」には、実はトイレがついていないのです。
ということで、トイレ休憩を兼ねて10分程停車するのが、こちらの大矢駅。
1927(昭和2)年の駅舎がある、無人駅です。
ホームには、円空仏が飾られていました。
円空仏は全国の広い地区で確認できますが、どうやらこの愛知・岐阜エリアに多く存在しているようです。
一刀彫の素朴な仏像で、じっくりと対峙していると、いろいろな思いがあふれてきそうです。
じっくりと対峙したい方には飛騨高山の郊外にある千光寺の円空仏寺宝館などがおススメです。
円空仏の魅力に触れる旅はこちら。
大矢駅の事務室スペースは、ふるさと鉄道館として無料公開されており、鉄道関係の資料が展示されています。
トイレ休憩がてらに、こちらの見学もできるので、テツの皆様には有難い限りです。
昭和時代の鉄道資料が多数残っています。
私も、森号のビュープランに乗り移ります。
続きと終点北濃駅の様子は、最終回その④ で👋