一期一会のケアと一杯のカレーそば

こんにちは！

岡田　なおみです

Tomo Tomoさんが

素敵な記事を書いてくれました

セッションのご案内もあります

『レムリアの悲しみ…ボイジャータロット×ライトランゲージヒーリング』

今日はケアのことなんですが

ケアも

今・ここなんですね。

瞬間

瞬間に在り

その時の

出来る限りのことを尽くす

だから

二度と同じケア出来ないというか

同じケアはないのですが

だからこそ

シンクロ満載

奇跡満載の

スピリチュアルケアが出来るんです

今、ここにあれば

どんなケアも

最高最善のスピケアになるんですが

別に

頑張るとか

一生懸命とか

深刻になるとは

別次元なんですね

この

ハワイアンサンダルウッドの

利用者さま

先月亡くなられました

『ハワイアンサンダルウッドの豊かさと愛の循環』

末期がんでしたが

最後の最後まで

ご自宅でいつものように過ごし

亡くなる数日前に

入院され病院で亡くなりました。

死にざまは生きざま

この方は

凄い恥ずかしがり屋で

お風呂のケアなどは

「はずかしい」と言って

絶対させてくれなかったし

辛いとか

痛いとか

そんなことも

私たちに見せたくない

そんな方でした

 それでも

精油を使って一緒に

香を楽しんだり

マッサージは

喜んでくれていました

だから

辛い顔を私たちに

一ミリも見せないまま

風のように

去って行った感じでした

笑顔しか思い出せない

そう、

担当さんと

涙を流したのですが

悲しいというよりかは

さみしけど

楽になって良かったということと

私たちを

心から受け入れてくれたことの

感謝の気持ちばかりが

出てきました。

急変前日なのですが、

その方の

指にある傷が気になり

絆創膏を取り替えたいと

算定外で（料金は取らない）

訪問をしたのでした。

動機も動機なので

半ば

内緒の訪問でした・・・

(´▽｀)

大人女子ばかりの

しかも

みんな歴戦ナースなので

かなり自由奔放な現場なのです

その前日には正規の

訪問だったのですが

その時は

だるさで横になっていて

食事を作ろうか？と

聞いても

ゼリーなど

口当たりのいいものをすすめても

要らないと言い

少し前までは

うどんやカレーを希望されていたのに

最近めっきり

食欲が落ちていたのでした。

たまに

パンや団子を食べている

私たちは

その姿をみて

相当に身体は限界に来ている

そう感じていたのです。

半面

いつも穏やかで

受容という

澄み切った

精神を感じていました。

ということで、

その訪問では

だるさを訴えていたので

ハワイアンサンダルウッドを使った

全身マッサージをしたのでした。

しかも

少し前なら拒否して考えられなかった

足裏までさせてくれて（´∀｀*）ｳﾌﾌ

みんなで

気持ちいいねぇ

気持ちいいねぇと

ハワイだねぇと

笑いながら

幸福感を感じる時間でした。

そして、

急変前日の算定外の訪問

ご自宅に伺うと

横になっていたのですが

直ぐに起きて下さり

同僚が絆創膏を交換してくれました。

多分要らないというと思うけど・・・

いつものように

「何か食べますか？」

と聞くと

多分ゼリーとか

フルーツだろうと思いながら

時間ねーし

内緒だし・・

カレー

カレー！？

(ﾟдﾟ)！

いま？

みんなに内緒できているので・・・

調理は困る・・・

予定滞在時間は10分・・・

(/・ω・)/

と、思いましたが

だがしかし！！！

いつも

要らない要らない言っている人が

大好物の

カレーを所望している

それを断る理由があるだろうかと

風のように迅速に

レトルトカレーをレンジで

チンしていると・・・

ふと悪い予感がして

ご飯はあるのかしら・・・？

と・・・

なんと

炊飯ジャーを開けると

水と米が浸っていて

ひんやり・・・

炊けてないじゃないか！！

一瞬絶望し

同僚に

「御飯が炊けてない・・・」と

報告

ルーだけにする( ;∀;)・・・？

でも閃いたのでした

うどんか

ラーメンがあるはず

カレーうどん

カレーラーメン

オイシイよね～

気を取り直して

捜索

なんと！

冷凍庫に

そばがあったのでした。

そして、

食べやすい

汁多めカレーそばを

作成

味見したら

うまい！！！

利用者様はめちゃめちゃ

喜んでくれて

元気なころのように

おいしそうに

そのカレーそばを食べてくれたのでした。

だがしかし！

「私たちは内緒で来ているので

片付けまでは待ってられなくて

ごめんなさいね

また来ますね～」

バイバーーーい

同僚と

笑いながら退散

その方を

私たちがみた

最後の風景は

おいしそうにカレーそばを食べている

後ろ姿でした

お亡くなりになったと

報告を受けたあと

私や同僚は

生前最後の

カレーそばのエピソードを

仲間に話したのですが

みんな

よかったね

作ってくれてありがとねと

喜んでくれて

かえって

内緒のはずが

行ってくれてありがとうと

なったのでした。

ケアは一期一会

次は無いと思いながら

その瞬間

その瞬間

最高最善のことをやる

しかも

お互いに

楽しみながら

それが

死の風景でさえ

こうして

喜びに繋がっていくのです。

スピリチュアルケアとは

喜びのケアだと

それが

私にとっての真実なのは

このようなエピソードがあったから

なのでした

今も

その利用者様を想うと

その方の

笑顔しか浮かびません

それこそが

自身への深いケアでも

あるのです

ありがとうございます

あなたの今日が良い日でありますように

フォローうれしいです！！