私が花粉症になったのは二十歳でした。初めは杉ではなく桜が咲く4 〜6月でした。しだいに、杉も反応しはじめ、秋も冬場のハウスダストも反応するようになり、1年中マスク生活になっておりました。52歳まで32年間花粉症で苦しんでおりました。



 

39歳の時、今度はバセドウ病を発症してしまいました。55歳で治しました。どちらも食生活を変えて治すことができました。

 

 

私のように、バセドウ病と花粉症の両方を患っている人は、とても多いそうです。原因は簡単です。

花粉症の原因は腸です。グルテンや牛乳、痛み止め薬などで腸に細かい穴が開くリーキーガットになると、未消化のタンパク質や添加物や農薬の毒素が体内に入り込み、身体中で炎症が起こり、アレルギー人間になってしまうのだそうです。私はグルテンフリーや化学物質フリーをして、たった3ヶ月でほぼ治りました。

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バセドウ病の原因も腸です。腸が弱っていると、私たちの体を守っている免疫細胞も作れません。免疫細胞の7割は腸で作るそうです。免疫力が低下すると、バセドウ病の真犯人EBウイルス(ヘルペスウイルス)が暗躍しはじめ、B細胞(Bリンパ球)に感染します。するとB細胞は暴走して自己抗体のTRAb(抗TSHレセプター抗体・受容体抗体)を分泌するようになるのです。TRAbは、甲状腺細胞膜のTSHレセプター(受容体)を刺激し続けます。すると、過剰に甲状腺ホルモンが分泌され続け、甲状腺の機能が亢進してしまうのです。


この考え方は、バセドウ病だけでなくすべての自己免疫疾患に当てはめられるそうです。

さらに、日本だけが激増して1日1000人亡くなっているガンも、近頃の研究では真菌(カビ)が犯人だということがわかってきており、免疫力の低下がなによりの原因になるとされています。

 


ということで、花粉症もバセドウ病もガンも、戦前並みのあたりまえな優れた腸に戻すことがなにより大切なことなのです。腸内細菌の量は戦前の三分の一に減っているそうです。私は、花粉症やバセドウ病も治りましたし、あんなに引きやすかった風邪も5年近くひいていません。

戦前並みの優れた腸に戻すのは、何を摂るかではなく、まずはなにを摂らないかです。小麦、農薬野菜、食品添加物、塩素水道水、抗生剤…
この世は腸内細菌を殺す食べ物であふれています。その中からサバイバルに安全なものを探して食べることが健康への確実な一歩です。

 

そして、慢性的なストレスを持たないこと。ストレスホルモンのコルチゾールが長期的に分泌されると、腸にとって猛毒に値するそうで、体の免疫反応を抑制することになってしまうそうです。ネガティブフリーで、何事もポジティブに変換して免疫細胞を守りましょう!