体験教室でお子さんたちと接することが多いですが、アトピーで血をにじませている子が多いです。私の友人の体験談が役に立つと思います。
私がグルテンフリーに続き、食品添加物も本格的にやめるきっかけになったのは、この友人の体験談を聞いたからでした。あらためて、その経過をうかがってきましたので紹介いたします。
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司法書士で活躍している小野隆紘さん（天童市・40歳）は、お酒も飲まないのに、ひどい「肝機能障害」と「アトピー性皮膚炎」を患っていました。
はじまりは25歳のある朝のこと。フラフラして起きられなくなったそうです。初めに行った医者で、肝臓値の異常を知りました。
それから徐々に、アトピー性皮膚炎がひどくなり、痒みと熱におそわれるようになりました。
痒くてかいてしまうので、シャツにはいつも血が滲み、皮膚は硬くなり、額は「象の足みたい」と言われるほどでした。唯一の癒しは、家族が寝てから入る深夜の長風呂でした。冷たい水に3〜4時間も浸かり、熱い肌を冷ます毎日だったそうです。
結局、彼は2年間、家に閉じこもり寝てばかりの生活になってしまいました。
その後、就職し、ステロイドの怖さは知ってはいましたが、仕事上、接客する場面もあり、さらに結婚式も控えていたため、仕方なく処方してもらっていました。
ステロイドで皮膚の具合は良くなりましたが、今度は60kg台中ほどだった体重がどんどん増え90kgになってしまいました。
実際に3枚の写真を見せてもらいましたが、その変貌ぶりには大変驚かされました。若々しい大学時代の痩せている写真、アトピーでやつれた中年顔の写真、そして結婚式の羽織袴姿でかっぷくのいい太った写真。とても私には同じ人とは思えませんでした。
治癒への起点となったのは、３２歳の時でした。
新たに通い始めたアレルギークリニックの待合室に置いてあった本に、大好きな牛乳が体に良くないことが書かれてあったのです。さっそくやめてみると、１年後には、肝臓の血液検査の三種類の数値のうち一つが良くなって、体重も10kg減らすことができました。
そして、きちんと治すべく仙台市の有名な病院ＬＣクリニック仙台で肝臓を診てもらった時に「脂肪肝です。食べ物が原因ですね」と言われました。
※酒は飲んでいませんでした
その後、妻の美菜子さんがネットで調べ、食品添加物が悪いことを知ったそうです。すぐに添加物の入った食べ物や調味料はすべて捨て、ジャンクフードや加工食品もやめました。大好きだったポテトチップスやチョコだけは無添加ものに変えて食べたそうです。
すると、1年後には悪かったもう二つの数値も下がり、体重もさらに10kg減らすことができました。象の足と言われた皮膚もステロイドなしですっかり良くなりました。
その後、さらにペットボトルに入った油をやめ、遮光瓶入りのオリーブオイルやオメガ3の油に変えると、さらに10kg減り、ついに元の体重に戻ることができたそうです。
牛乳、食品添加物、ジャンクフード、悪い油などをやめることに努め、彼はついに健康な体を完全に取り戻すことができたのです。症状が出てから12年経っていました。
ネットで検索して私も知りましたが、肝臓が食品添加物の毒を処理するのにたくさんのビタミン、ミネラルを消費してしまうのだそうです。ビタミン、ミネラルが枯渇すると、糖質、脂質をエネルギーに変えることができなくなり、体内に貯められて太ってしまう。そうして肝臓そのものも脂肪で覆われ益々肝機能が低下してしまうとのこと。
話を伺うと、妻の美菜子さんの献身的な支えが大きかったようです。体調が悪く意識が朦朧とし自らは動けない彼のために、ネット検索や本で情報を集め、いい医者を探しては連れていき、良い食事を作りました。
「一人で治ることは絶対不可能だった」と小野さんは振り返ります。
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私はこの話を聞いたおかげで、3年前から食品添加物をすんなりやめるようになれたのです。やっていたグルテンフリーと相まって、私の腸内環境はさらに良くなり、体調も益々良くなりました。このまま持病のバセドウ病も治ると期待しています。小野さんご夫妻には心から感謝しております。
※おかげさまでその後、長年患ったバセドウ病は治りました!
ちなみに、小野さんも夫婦でグルテンフリーを始めているそうです。今後がますます楽しみです^^
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追記（2022.6）
化学物質フリーを続けていると体が敏感になったようで、悪いものを食べると肘にアトピーが出るようになりました。近頃はコーヒーです。コーヒーこそが世界一農薬まみれの食品でした。
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