日本人の健康を損ねている理由の一つに「精製塩」も大きく関わっていることを知り、2年前から「天然塩」のみ使うようにしています。
甘い塩なので、私は度々ふりかけのようにご飯にかけて食べています。でも、今のところ血圧は上がりません。ナトリウムを排出させるカリウムも含んでいるからだそうです。
日本人は、健康に大切なミネラルの多くを海塩から摂っていたのだそうです。しかし、1971年から本格的に導入された製塩法により、塩化ナトリウム99.5%以上の精製塩に切り変わり、ミネラルの入っていない塩を摂り続けて健康を損なってきたといわれています。その後、専売法は廃止され2002年に自由化されましたが、今でも安価な精製塩(食卓塩)は多くの家庭で使われ続け、慢性的なミネラル不足を引き起こしているそうです。
ということは、日本人の腸内フローラを活性させていた発酵食品の漬物や味噌、醤油なども精製塩になったため、塩分だけが多い血圧に悪い食べ物になってしまったといえます。
毎年平均寿命ワースト1位になる青森県が、長年減塩対策に取り組んでいます。でも、1位のままです。もしかしたら、減塩により漬物や味噌を食べる量が減り、腸内有用菌も減り、免疫力が落ちてしまっているのではないでしょうか。「天然塩で漬けた漬物や味噌を積極的に食べることを推進しては」と、勝手な想像をしています。
さて、岩塩や海塩を見つけるたびに嬉しくなり購入していましたが、成分表を見るとミネラルの量に違いがあることがわかりました。今の所、一番多いのが「モンゴル岩塩」です。
ピンク色で有名なヒマラヤ岩塩と比べてみました。
(100g中)
ミネラル ヒマラヤ岩塩 → モンゴル岩塩
ナトリウム 37g → 32g
カルシウム 110mg → 390mg
マグネシウム 110mg → 370mg
カリウム 64mg → 140mg
亜鉛 0.1mg → 0.043mg
ナトリウムは少なく、亜鉛以外はどれも2〜3倍多く含んでいます。ミネラルの王様といわれるマグネシウムもたっぷりです。
このモンゴル岩塩は、隣町の「どりいむ農園直売所」(白鷹町畔藤)で簡単に購入できるのでありがたいです。大袋でも販売されていたので、買い貯めた他の天然塩がなくなったらまた買いに行こうと思っています。
現在は沖縄の「常温瞬間空中結晶製塩法」で作られた”ぬちまーす”を愛用しています(2021.1〜)
減塩は血圧を下げない動画↓
【精製塩の害、危険性】必須微量ミネラルを取り除いた精製塩が健康を破壊していく。塩=悪を作った2つの誤解について