ぬちまーす

《2022.11 追記》
現在、ぬちまーすが生産量以上の注文があるために大変購入しづらい状況になっているようです。
海水塩を作る時に分離される「にがり」はマグネシウムをはじめたくさんのミネラルが含まれていますよ。ぬちまーすはにがりを分離しない製塩法です。だから「海水塩」と「にがり」を摂ればぬちまーすと同じなんです。 
たとえば↓

 

《2023.4 追記》
ぬちまーすが買えないので、試しにこちらの塩黒糖を食べたら月経痛が良くなったと教えていただきました。たしかに舐めてみたらかなりしょっぱいです。そして美味しいです。これはいいことを教えていただきました。こちらは買えますよ。皆さんもぜひ!

 


 

私は塩にはこだわりを持っています。

戦後までミネラルは主に海の塩から摂っていた日本人が、1970年代から塩化ナトリウム99.5%以上の精製塩を摂り続け、慢性的なミネラル不足を引き起こし、健康を損なっていることは3年前のブログに書きました。

本来は野菜からもミネラルは摂れるのですが、戦後から農薬を使用するようになり、ミネラルの少ない野菜になってしまいました。ミネラルは土壌菌が作ってくれるのです。その土壌菌を農薬は殺してしまうのです。ですから私自身は家庭菜園を自然農で作っています。

 

それに、私の持病だったバセドウ病はストレスが多くミネラルを消費しやすいとも言われています。特に亜鉛は甲状腺ホルモン過剰により尿中への亜鉛排泄が進むらしいのです。そこで、我が家ではミネラルたっぷりのモンゴル岩塩を使ってきました。↓


昨年末のこと。ツイッターで健康情報をやりとりしているフォロワーさんから、沖縄の“ぬちまーす”という塩を摂って月経痛が治ったと教えていただきました。私は男ですが、月経痛が治るということにとても興味を惹かれました。

 

ネットでざっと調べてみたところ、愛用しているモンゴル岩塩よりさらにミネラルが豊富なことがわかりました。特に私がもっとも大切に思っているマグネシウムと亜鉛の含有量に驚きました。マグネシウムはモンゴル岩塩の10倍。マグネシウムと相互作用のあるカルシウムも豊富です。そして亜鉛は15倍。体内の余分なナトリウムを排出させる働きをするカリウムもほぼ10倍。さらには、他の塩にはない様々なミネラルが含まれています。数分後には注文していました(笑)
 

(100g中)

ミネラル  ヒマラヤ岩塩 → モンゴル岩塩 → ぬちまーす塩

ナトリウム   37g  →  32g    → 29.25g

カルシウム  110mg    →  390mg   → 440mg

マグネシウム 110mg  →  370mg   → 3620mg

カリウム   64mg  →  140mg   → 1140mg

亜鉛     0.1mg   →  0.043mg  → 0.73mg

 

詳しくは↓

 

せっかくなので、株式会社ぬちまーす社長の高安正勝氏が書いた『ぬちまーすの力』(幻冬舎)という本も購入しました。余裕がなく読めずにおりましたが、ついに昨日いっきに読むことができました。

読み進めるほどに目から鱗。ただの海水塩とは違うこと、なぜ身体に良いのかその考え方に納得させられました。以下に、アンダーラインした部分を紹介いたします。

 

ぬちまーすの力

   ■高安正勝著『世界一の海塩 ぬちまーすの力』(幻冬舎)

 

・世界一ミネラルの多い塩としてギネスにも認定されている
 

OIMs(オイムズ)とは、「海洋イオン化状態ミネラル群」のこと。人の健康になくてはならない大事なもの。
 

・従来の煮釜式の製塩法だと、水分を完全に気化させることができないため、過飽和になった成分のみが結晶化し、まだ過飽和されていない成分は釜の中の水に溶けたまま残ってしまう。そこに大事なOIMsが含まれている

 

・ぬちまーすは、「常温瞬間空中結晶製塩法」で作っている。海水を微細霧発生機で噴射し、温風を当てると、瞬時に水分だけが気化してミネラルが落下する原理。これにより、すべてのOIMsが含まれる「海の結晶」を作ることができた。

 

・諸説あるが、人は海で誕生し、その後、陸で生活するようになった生命体と考える。

 

・海には、地球中のミネラルが溶け込んでいる。海中では、雌も雄も水と酸素と有機物とOIMsが口を開けるたびに摂取できるから健康体でいられる。海は理想的な子宮である。赤ちゃん誕生には、このOIMsが絶対条件。

 

・現代、人を取り巻く環境はOIMsを十分に摂取できない環境に変化している。

 

・人口が増加したことで食料の増産が必要になり、限られた農地で毎年生産することになったため、畑のOIMsの量が激減した。
※野菜にミネラルが入らなくなったのは農薬でミネラルを作る土壌菌が死滅しているからという考え方もあります。

 

・本来海中で誕生したヒトは、OIMsが不足するとその生命体として備わっている機能を十分に発揮できない。だから、食とは「海水で食べるもの」であり。けっして「塩化ナトリウム99%の食卓塩で食べるもの」ではない。

 

・哺乳類は赤ちゃんが自分の口から栄養を摂れるようになるまで、お母さんの体内にいて海のミネラル成分であるOIMsが摂れるように進化した。母親の身体を海と同じミネラル成分で満たし「卵を海に産む」という大原則を体内で達成した

 

・そのOIMsが身体に十分にない時に、月経痛という形をとって知らせている。身体は「赤ちゃんを健康に産むだけのOIMsを含んでいないのでOIMsを摂ってください」と言っている。

 

・要するに、月経痛、つわり、陣痛は大警告。

 

・摂取したOIMsは、通常は生きていくための栄養素として全身に分散している。しかし、エストロゲンというホルモンが分泌されると、OIMsが全身から子宮に集まってくる。子宮の海化が最優先される。だから、月経前には肌が荒れる。

 

・身体をOIMsで満たすということは、年齢や性別に関係なく、健康に年を重ねるということにつながりアンチエイジングになる。

・平均寿命は、女性が男性より6歳ほど長い。女性は閉経する約50歳まで赤ちゃんと自分の二人分のOIMsを確保しているから。

・OIMsが多い人は、子宮内膜のひだが10mmも伸び、伸びた子宮内膜にOIMsが十分に集合し、子宮全体が、より海と同じ環境になる。



 

月経のしくみ。子宮に集合したOIMsが身体に戻ると、子宮内膜の血管内の血はOIMs不足となり、血としての条件を満たさなくなる。そのとき伸張した子宮内膜の起点部分を傷口と認識し、修復しようと血小板を運んでくる。血管が塞がれ、血液が来なくなって子宮内膜は死に、その後子宮筋の収縮が始まり、排出される。

 

・OIMsが少ない女性は、3〜4mmしか子宮内膜が伸張しないため、運ばれる血小板は半分以下となり、血管は塞がれず、子宮内膜は死にきれない。すると、生きたまま剥がされることになり、剥がれにくく、強力な子宮筋の収縮が必要となり、剥がれるときに強い痛みを伴う。これが月経痛となる。

 

 

・女性が今やるべきことは、子を産む前にその準備をすること。つまりOIMsを十分に摂ること。そうすれば月経痛、つわり、陣痛がなくなり、お腹の中でちゃんと赤ちゃんを育てる準備ができる。

 

・OIMsが極端に身体内に確保されていない場合は「無月経」となる。基本はいかにOIMsを毎日の食事から確保するか。

つわりは妊婦にしか起こらない。妊婦は多量のOIMsを胎児のために確保していなければならない。十分に確保しなかった場合、母体から胎児へのOIMsは減少する。それでも胎児の成長を優先するために、本来母体が使用すべきOIMsが不足してつわりが発生すると考えられる。OIMsには、自律神経をコントロールするミネラルも含まれている。十分に摂ることがつわりの予防となり、完治するものと考えている。

 

・骨盤は、恥骨と仙骨が靭帯により強固に結合されている。出産のときは、OIMsが母体に十分に確保できていれば、伸長し、産道は十分に広がり、極端な陣痛は起こらない。

 

・沖縄は60年前、日本一の長寿県だった。毎年襲来する台風がOIMsが豊富に含まれた海の水を陸地に運んでくれる。当時の沖縄県民は100%沖縄のものを食べていた。しかし、現在は船や飛行機が頻繁に往来し、県外産野菜や加工食品などが流入し、沖縄産は、たった5%しか食べなくなり、男性が36位。女性が7位になってしまった。

 

ぬちまーすは、毎日10g食べても高血圧にはならない。なぜなら含まれるカリウムイオンが血管のナトリウムを尿として腎臓が流してくれる。OIMs不足の方は毎日10g摂ることをおすすめする。

 

・海と同様の子宮の中で成長して生まれてくるべき赤ちゃんが、子宮の状態が海と離れていればいるほど、成長が順調にいかないまま生まれてくることになる。未熟児になり、早産になり、アトピーになる可能性も高くなる。我々ヒトは、クジラのように海には戻れない。せめてぬちまーすを食してOIMsを十分に摂り、陸上のメリットを生かしましょう。


ページをめくると、著者の高安氏の情熱を感じるサインが書かれていました

 

 

以上、
女は海〜♪という歌がありましたが(笑)

女性の子宮は、生命の源の「海」だったのですね。だから海水と同じすべてのミネラルを含んだ水で身体を満たす必要があるということ。ぬちまーすのぬちは命、まーすは塩、まさに「命の塩」です。
詳しくは、ぜひご自身で読んでみてください。
 

私自身は、足がつりやすいこともあり、毎日水溶性マグネシウムと亜鉛のサプリメントを摂っていますが、ぬちまーすは、まさに天然のマルチミネラルと言えます。これを常用すればサプリを手放すこともできそうです。
《追記》料理はもちろん昼食のお吸い物は必ずぬちまーす塩汁にしたところ、水溶性マグネシウムを摂らなくても足のこむらがえしは起きなくなりました。2023.3月記

いい塩と出会いました。教えてくれたツイッターのフォロワーさんに心から感謝しております。

ぬちまーす公式通販ショップ
 

妊娠中のマグネシウム摂取が生まれる子供の多動問題に予防的な効果がある

 

社長の高安氏の動画を見つけました!

 


追記:
【ぬちまーす否定説について】

ぬちまーすに含まれる硫酸塩が腸粘膜に悪いという動画が流れ、健康志向の皆さんの不安を煽っています。下記の動画です。
 

 

私的には、高安社長が言う哺乳類はメスが子宮に海を抱えることによって陸で出産が可能となった生き物なので、私たちの体を海と同じミネラルで満たす必要があるという考え方を信じています。なにしろイルカも鯨も同じ哺乳類です。事実それで月経痛が治るのですから。このブログを読んで月経痛が治ったと、喜びのコメントやメールを5人の女性からいただいています。

下記の動画では、専門的な知識のある方が、なるほどと思う考え方を説明下さっています。心配な方はご覧ください。
 

 

99%本当のことを言って信じ込ませ、1%でひっくり返すという技がネットの世界にも存在しています。特に塩は、戦後ミネラルを抜いた精製塩を専売して使わせられてきました。おかげで日本人は今でもミネラル不足に陥っています。真偽は自分の身体に聞くのが一番だと思います。

 

バセドウ病の治し方↓

 

 

日本が病み世になっている理由↓