スキーがうまくなりたい奴は逆立ちしろ | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

はたけやま整体です。

 

私自身がスキーの有名な選手だったわけでもなく、技術戦で成績を残した、元レーサーだとか、長年のスキー教師だったとか、そういうのは全くありません。整体師として体を調整する立場から、スキー操作というものに興味があって、勝手に講釈しているだけですので、話は半分で聞いてください。スキー歴は36年。スキーパトロールの仕事は25シーズン目です。

 

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重心ラインの意識

 

写真はお借りしました。

 

重心はその物体の中心となる点です。

 

そのあたりではなく点です。その点を持ち上げれば、全体が持ち上がるという点です。

 

その一点は胸椎の12番になります。正確には12と11の間ぐらい。

 

 

画像はお借りしました。

 

 

漢方のツボでは、脊椎(せぼね)の中と書いて脊中という名がついています。

せぼねの真ん中です。中心なのです。

 

上下左右の中心は胸椎12番とわかったとして、前後はどうでしょうか??

 

 

 

どうやら背骨の前側になりそうです。

自分の胸椎12番を正確に意識して、その骨の前(お腹側)の一点を真上に引っ張るような気持ちで立つと肩の力がス~っと抜けます。

 

地球が引っ張っているのに対して少しでいいのでで引っ張り上げる。

どのぐらいというのは、肩の力が抜けるのがわかるので、肩を基準に意識します。

 

すると脊中(胸椎12番)を通した一本のラインができて、これを重心ラインと僕は呼んでいる。

 

これは静止している場合、立ち姿勢の段階での話だが、物体の重心は移動しても変わらないので、スポーツ、とくにスキーはどんどん移動していく動きについていくものなので、この身体感覚はより必要だと考えます。

 

 

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人間の体も物体ですが、鉄の塊のようなカチコチではなく、60~70%が水という生命体です。

 

入れ物に水を入れた場合と、石を入れた場合、人間の重心に真っすぐに頭のてっぺんに持ち上げたとき、少し傾いた時の体にかかる負荷に違いが出ます。

 

頭に乗せた水を運ぶアフリカの子供たち。

重心ラインに正確に乗せることで、可能になるとてもうまい運び方。

立ち方のお手本です。すらっと細い体つきが特徴。ある程度の負荷を重心ラインにかけることは健康面にもいいはずだという考え。

 

石のような塊は、斜めになった方向へ重さが移動していきますが、水は平衡をたもつため、戻ろうとする力が働きます。

 

真っすぐに乗せるのが理想ですね。

 

重心ラインはこうした負荷をかけるとよりわかります。

その方法は僕のところでやっている逆立ちです。

頭にものを乗せるのわかりやすいですが、逆にして自分の体の重さを利用します。

 

 

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人間の体も水です。傾いても戻ろうとする。ここに生命の回復する力が込められていて、日本人は特に水というものを大切にしてきたのです。

 

中の水が濁ってどろどろになればなるほど、傾いて戻ろうとする力が弱っていきます。

 

さらに傾きが長時間続いて、水がドロドロであれば歪みとなり固定化していていきます。これが慢性病と考えます。

 

体の調整として、重心もそうだけれど、中の水が濁っていないか??という点に注目して健康管理をするといいかもしれません。

 

話が少しそれましたが、今日はこのへんで。

 

 

ありがとうございます。