しゃがみかたのコツ・病気にならないために | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

横須賀市はたけやま整体です。

 

しゃがむことって、今少ない気がします。椅子の生活だし、若い子でもしゃがめない人います。

 

男性に多いです。しゃがめない人。50代でもすでにしゃがめずに、イタタ・・・と腰を抑える。

 

しゃがむとはある程度の身体の柔軟性が必要ですが、しゃがんでないと、しゃがめなくなるのかもしれません。そこで、しゃがむという姿勢をもっと楽にする方法を書いてみます。

 

それではいきます。

 

 

 

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草取りの姿勢を観てみます。

しゃがんで草をとりますよね。

 

股関節を曲げてからだを沈めています。立っているときよりも、範囲が増えて(お尻が足の大きさよりはみ出る)バランスをとるために、肩を斜め前方に突き出し、顎が前に出てきます。足の裏にかかる重心位置がよりハードになり、身動きが難しくなります。

 

股関節は前方に押されて、骨盤は後ろに引っ張られるため、腰がどうしても下がってきます。

 

これを長時間続けると立てなくなります。腰がなかなか伸びないのです。

身体を曲げると骨盤は後ろへ。反らすと前に移動する。

 

骨盤の前後の移動が足の範囲を越えなければ、バランスはとりやすくなります。ところがしゃがむという動きは、踵より後ろにお尻が位置するため、バランスが悪くなるのです。

 

しゃがむ姿勢も、身体の使い方、意識の仕方でバランスよくしゃがむことができます。

 

コツは、

しゃがみっぱなしにしない。

 

しゃがんだら、もっと股関節を曲げようと意識することです。

 

ほんの少しでいいので、脚を抱える動きをするのです。すると骨盤は前後屈の反らす動きのように、骨盤は前に移動する力が働きます。これにより、後ろに倒れまいとするバランスが良くなり、肩が挙がらず顎もでなくなります。

 

感覚として、肩の力がすっと抜けます。

 

身体は使い方なのです。座りぱなし、立ちっぱなしでは固まってしまう。とくに座る、しゃがむ、立つという動きは、重心位置が移動しながらの動きなので、気を付けないと倒れちゃう。

 

ちゃぶ台から立つとき、テーブルに思いっきり寄りかかって立っていませんか??

 

筋力で立つのではなくで、使い方なんです。はたけやま整体では、日常の動き、日本人の仕草から、動きのヒントを得て、体操という形で指導しています。

 

しゃがむだけで立派な体操になります。いま、失われつつある日本人の動き。昔当たり前のようにできていた動き。それが出来なくなって、日常の体を使うことが減ったにもかかわらず、栄養満点の食事を毎日食べている。

 

病気になっても不思議じゃないんです。そのことに気が付いてほしいなと思っています。

 

 

ありがとうございます。