横須賀市のはたけやま整体です。
スポーツでどこか痛めた経験は、誰でもあるかと思います。
例えば捻挫。
癖になるよ。となぜか誰もが言います。
そんなことはなくて、捻挫はその後のケア次第で治りも早いし、捻挫をきっかけに立ち姿勢を見直してみるとよいかもしれません。
整体では捻挫の治し方、骨の入れ方、打撲の対処から、妊娠中の操法、産後の骨盤操法まで、広い範囲で技術を教わります。
しかし捻挫して整体に来る人は多分いないと思います。うちに来る人でも、知っている人、利用したことがあるお客様が、捻挫してくるということはあります。今年は3人きました。
なおし方ですが、捻挫したあしを引っ張ります。その引っ張りかたに特徴があって、力で引っ張れば相手も痛いものですから抵抗します。
子供にちょっと引っ張って。と指を出すと、思わずよろけるぐらいぐいっと遠慮なく引っ張ってきます。迷いがないのです。そういう言う気持ちで取り組むことが大事で、僕は最初のころは「俺は痛くない」という理由で、遠慮なくひっっぱっていた。
本当はダメですよ。相手のことを考えないのは整体として失格です。
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冬の仕事のスキーパトロールは、ケガしたお客さんの応急手当、搬送をします。
19歳のころからやっていますので、慣れているといえば慣れていますが、気持ちの面で成長があって、相手の気持ちを先ずは考えるという事が出来るようになってきました。
ケガしたお子さんなら、両親のこと、旅行の何日目か、また行く予定があるのか、今日帰るのか、スキーが嫌いにならないか。と考えての応急手当と言葉かけです。この言葉かけがとても大事で、間違っても癖になるよ。なんて必要ないことは言わない。
周りをみても「くせになるよ」って、当たり前のように言いますけれど、言われた方はどう思うか考えたことありますか??
それ言ったところで捻挫は治るんですか??
言葉かけは時に大きな効果を生みますが、言い方によっては相手を傷つけます。そういうことを整体では心理指導と言って、プロになってから教わります。
私としては、けなされて、怒られて、あまりいい思い出はありませんが、結局は自分で気が付かないとわからないという事がわかりました。
うまく言えませんが、相手の深いところまで考えて言葉を選ばないと大変なことになるので、すぐに怒る人は上に立つ資格がありません。
話がそれましたが、
相手を思う気持ち、その先にある未来、今後、周りの環境などいろいろ気を配って触ると、もうそれだけで違う。同じにあしを持っても、持つ人によって違う。
簡単に言えば持つだけでいい。
安心感が違うんです。そういう大きな男になりたいと、今日も修業は続くのです。
ありがとうございます。