重心は踵・第二回立ち方レスキューWS | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

立ち方レスキュー隊の畠山です。
月に一度のペースで開催しているワークショップ。気持ちの良い天気のGW、5/1(日)に行いました。

 
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良い姿勢、悪い姿勢??良し悪しで決めるのではなく楽であること。これがコンセプトです。

私たちは良い悪い、損得で物事を決めてしまいがちです。それだと苦しくなっちゃいます。立ち姿勢も同じです。楽とは楽しいということ。楽しいかそうでないか?で判断してみるといいですね!

という事で、今回のワークでは、身体をゆるめることを行いました。まずは参加のお二人に立っていただきました。



いつも通り立ってもらいました。

 

前に鏡があるので、自分をみながらただ立ってもらいます。

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立ち姿勢によって使われる筋肉は変化します。斜めになれば、それだけバランスをとるのに苦労します。気が付かない立ち姿勢の崩れから、身体が硬くなっていることがあるんです。今回はそれをゆるめる方法を皆さんと一緒にやってみました。



すると、、、

 
N.A様



A.T様

お二人とも重心が前に行っていたようです。身体をゆるめると自然と立ちやすいところへ戻っていきます。「ここに立ってくださいとか、こうやって立つ」など、一切の説明なしに、身体をゆるめるとどうなるのか??を検証してみた結果です。



身体をゆるめると、感覚として、


身体は重く感じます


だるくて重いとかじゃないです。重くずっしり安定感のある感じになります。筋肉はゆるむと重く感じるんです。するとしっかり地面に足がついてペタってつきます。
 
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さらに身体をゆるめてみました。

立ち方レスキューでは、足の動きを4つに分けて、四足首(よんそくしゅ)と勝手に名付けて、よく動かすようにしています。実際の整体でも、足を徹底的にゆるめます。自分でもできますので、解剖学から足の動きを説明し、こう動くんですよ。というイメージと感覚で動かしていただきました。

すると、




お二人ともしっかり踵(かかと)で立っています。

立ち方の重心バランスは踵でとります。かかとで立たないと、バランスをとるのに力が入ってしまいます。


さらに、コンセプトである、「楽であるか」を感じてもらうのに、あえてバランスのとりにくい環境を作って、立ってもらいます。


木の棒に、踵付近を乗せて立つだけ。



この環境でどう立ったら楽であるか??

お二人に立ってもらいました。

二人とも、「楽だけどものすごい猫背になっているような気がする」と。
しかし、前の鏡で見てみるとそうでもありません。感覚として感じている姿勢と、実際はずいぶん違うようです。

良い姿勢と、ついつい胸を反らせてしまいがちです。それではバランスのとりにくい環境では立てません。

踵重心で、ひざは少し曲げ、肩は落とす。猫背に感じるようなこの姿勢こそが、重力の下で立つには一番楽なんです。

楽な姿勢を知って、身体が十分に緩んだところから、いろいろ始めてみるといいですね。楽な姿勢を知らずに、形だけをマネするから、反り過ぎたり、身体に力が入っちゃうんです。

まずは身体をゆるめて、ニュートラルな立ち方に戻して、心身ともにベストな状態で、日常生活にスポーツに活かしていただきたいと願っています。


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次回の立ち方レスキューWSは、5/29(日)19:00~です。夏に入りますので、夜に行います。秋ごろからまた昼に戻します。

定員最大10名。あと5名です。お問合せは、はたけやま整体まで。
はたけやま整体ホームページ

ありがとうございました。