逆転の発想から立ち姿勢を考える | ひとりでにわし・神奈川県横須賀市ひとりで庭師をしています

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横須賀市の植木屋庭師 畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場でオペレーター(圧雪車)。バイクが趣味でninja1000に乗っています。

はたけやま整体です。
 
2013年の3月。逆立ちをすれば、普段行かないところまで血が巡り、体がいろんな意味で良くなるんじゃないか?という考えの元、取り組むようになりました。

整体の前には必ず逆立ちするようにして、ルーティンワークのように続けてきました。あれから3年たった今、あることに気が付いたのです。

次の写真をご覧ください。


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逆立ちの写真を逆にしたものです。

逆立ちを続けているうちにあることに気が付きました。

バランスよくできているときは、身体の力が抜けて安定します。背中側に倒れるんじゃないかと、はじめのうちは怖くて、なかなか真っすぐに立てられません。力でなんとかキープという感じでしたが、最近では楽にできるようになりました。

気楽にできるようになってきた時に、ある一点で体を釣り上げているというか、上に引っ張っている力が働いていることを見つけたのです。

背骨のある一点です。そこを意識して釣り上げると、肩の力が抜けて、腿の前が楽になります。

この立ち姿勢をやってみるとこうなります。


 
わかりやすいように少し大げさにやっています。

世間で言われている、よい姿勢、正しい姿勢とはまるで違う、肩を落とし胸を下げ、ひざは軽く曲げる。

 

一般的にはこういうのが良いとされています。
(検索したら出てきたのでお借りしました)

この姿勢をマネしても力は出ません。また、この姿勢になるためにいろいろ工夫をしますが、それが余計な力みとなって、体の動きを邪魔することが分かりました。

あなたにとって良い位置に乗ることが大切で、あなたにとって、というのはその人の背骨の湾曲、全体の形によります。

あなたの背骨の通りになぞってみて、ある一点で釣り上げる。すると、肩は前の方にずれて力が抜けます。腿の前が楽になる。一見よくないような形でも、力比べするとびくともしません。

次にこの写真をみてください。

 

立った時と、逆立ちしているとき、同じ方向にしてみると、まるで立っているように見えます。

この位置にさえ乗ることができれば、力が自然と抜けるので、いろんな動きがやりやすくなります。動きがやりやすいという事は、自由になるという事です。自由は精神的にも落ち着きをあたえ、憂鬱な気分も楽になると考えています。

乗る足の位置。釣り上げる背骨の場所。感覚として肩の力が抜ける。腿の前が楽になる。これはすでに発見してわかっています。

はたけやま式では、今後こうした取り組みに入ります。「痛いから何とかして」という時代はもう古いです。人間は二本足で立つバランスの悪い生き物なので、その人にとってもっとも負担の少ない、楽な位置を見つける必要があると思っています。

はたけやま整体で考える「体育」です。


立つ位置を変えるだけで、

・開脚が柔らかくなった。
・首の緊張が取れた。
・むくみがスッキリした。

・気分が落ち着く

と、現場でいろいろ観てきています。

 

逆に、

肩が凝るといって、強くもんでますます硬くなっていく人もいます。

 

体はもんで柔らかくなるものじゃありません。

 

立ち方がおかしいから肩がこる。



立ち姿勢を変えないといけないと思います。


今後整体は、動きや位置を見出し、その人にとって一番良いところを見つけて指導してあげることが必要だと考えています。

昔と違って体を使う機会は激減し、職人は減って、身近に目で見ることも少なくなりました。体を使うという事を改めて考え直していきたいと思っています。



もし、興味がある方がいらっしゃれば、一緒に取り組みませんか??


僕が教えるというより、一緒に考え、動かし、どうしたらその位置に乗れるかを検証していきます。

三年前は「身体を動かす会」と名付けて、講習会も開いていました。

 

現在はLINE@会員制にして、久里浜のはたけやま整体で指導しています。


ありがとうございます。

 

はたけやま整体ホームページ

https://www.hatakeyamaseitai.com/