皆さんこんにちは!農縁団の藤田です。
ふと、農業の価格は一般的にどのように決定されるの
かが気になり、早速調べてみました。
当然のことながら、農産物に限らず、
価格は需要と供給によってきまるのは容易に想像できます。
農産物は、それに天候の影響が左右する、
年によって価格変動が大きいのが特徴でしょう。
台風で、畑が全滅、吹雪である作物の収穫量が激減など、
スーパーで見ないうちにある野菜が3倍の値段になっていた、
レストランで付け合せの野菜が変わっていたなど、
経験があるでしょう。
調べて行く中で、話しはそれてしまいますが、
野菜に関して、あるHPで興味深い制度が紹介されていました。
指定野菜価格安定制度と呼ばれる制度です。
この制度は、生産者、道府県及び国が積み立てた資金を
財源として、販売した野菜の平均販売価額が平均価格の
90%(保証基準額)を下回った場合、
保証基準額と平均販売価額との差額を補てんする(補給金を交付する)
事業です。(独立行政法人 農畜産産業振興機構)
具体的には、天候や流通、産地の切り替え時期などの条件により
著しく価格が低下した場合に、生産者補償金として
野菜農家の経営安定のために14品目の野菜の
補償をする制度です。
14品目の中身はトマト、ピーマン、キャベツ、
ニンジンなどが数えられています。
要件としては、指定産地で生産された野菜であること等、
5つの要件が掲載されています。
私も、農業関連の記事を多く執筆させて
頂いていますが、
まだ知らない農業所得補償の
分野が多数ある気がします。
次回は本タイトル通り、
価格設定の基本メカニズムを調べて行きたいと思います。
(参考文献:農業ナビ)