皆さま、こんにちは!農縁団の藤田です。
前回は、パーマカルチャーの実践例として、
広々と土地を使えない方や都心のマンションに暮らしている方でも、
ベランダ菜園を紹介させて頂きました。
今回は、生物資源の循環をよりいっそう感じることができる
コンポスト(堆肥又はその装置)について見て行きたいと思います。
小規模スペースでも作れるものや生物を利用したもの、
トイレを利用したものなど大掛かりなものなど、
パーマカルチャーの世界はこの分野でも、様々な工夫が凝らされています。
基本原理としては、一言で表すと、米ぬか、もみ殻、腐葉土くん炭などの基材
を入れた容器の中に微生物の力を利用して生ゴミなどを堆肥に変えるシステムです。
コンポストは段ボールで作るものや市販されているもの、
中には大学と連携した高度なものまで豊富な種類があります。
ちなみに、環境にやさしい環境づくりを推奨すべく、
行政のHPなどにも紹介されている手法もあります。
実際にごみ排出量の割合は、
可燃ごみが8割近くを占め、更にその半分以上を生ごみが
占めている地域も多いことからです。
まずは、ベランダ菜園にも使え、自宅の生ごみなどを利用して作る、
小型のコンポストを台所の横に置いてみてもいいかもしれません。
こちらも、作り方を始め、インターネットで簡単に調べ、
手に入れることが出来ます。
例えば、
手作りで1から始めてみたいという方は段ボールを使ったコンポストを作ってみましょう。
今は、なんでもインターネットで調べられる時代、
材料や注意点など多様な主体が情報発信をしています。
具体的には、コストや、適切な温度や湿度、設置場所また、
デメリットと考えられる、害虫対策や臭いの防止手段などです。
いかがでしたでしょうか?
コンポストは自己のニーズに合わせてチョイスできます。
次回は、視点を変えて、コンポストの中でも、ユニークな手法をご紹介したいと思います!
まさにパーマカルチャーの世界の一端を示した手法です。
注)あくまでの筆者の経験や知識からの認識もございますこと、ご了承下さい。
参考文献「パーマカルチャー菜園入門」より