発達障害の双子と共に 〜 「逃げないで!」と言われて言われて

 

お休みをしている間に、「どんな書き方が読みやすいかな?」と考えていました。


そして、今回から少しスタイルを変えてみます。
ご意見がありましたら、ぜひコメントを残してくださいね。

 

ピンクハート

 

「脳が違う」「思考回路が違う」

わが家はいつもそんなズレの中で暮らしてきました。

 


言葉の使い方も違うし、記憶力も桁違い。

私が軽く言ったことまで全部覚えています。

 

だから

「さっき言ったことと辻褄が合わない」とよく指摘されました。

 

イエローハート

 

どんぶり勘定の私と、細かく正確な娘たち。
もう何度、衝突してきたことでしょう。

 

「もういい、わかった!!すみませんでした!!」

と諦めかけると、必ず返ってくる言葉がありました。

 

「ほら、そうやって また、逃げる!!」

 

親も人間なので、万全の体制ではいられません。

なんだか、わけがわからなくなることも

ありました。

 

はてなマークはてなマークはてなマーク

 

胸に突き刺さるその一言。

あたってましたね。

やりとりが深くて真っ直ぐ。

いたたまれないことがいっぱいありました。

 

ダッシュダッシュダッシュ

 

だからこそ
そこから、私たちはまた向き合い続けました。

 

 

もしあの時、話し合いを投げ出していたら

――今ごろどうなっていたのだろう。

 


困ったとき、わからないとき、

まず「わかろうとする気持ち」を手放さなかったからこそ、今の私たちがあります。

 

 

発達障害のある家族との暮らしは、「大変」の連続です。


けれど「話し合いを諦めない」ことは、

特別な家族だけができることではありません。

 

 

・辻褄が合わないと言われたとき、一緒に理由を探してみる
・感情的に終わらせず、落ち着いてから「次はどうする?」まで話し合う
・そして何より、「逃げない」と心に決める

 

 

その積み重ねが、やがて信頼と理解につながっていくのだと思います。

 

 


 

 

発達障害の双子と共に〜

そんなこと、あんなこと、いろいろあったね

 

 

昨日は講演会でした

ご来場の皆様に感謝

私たちがお話しするのに際し

大まかな進行をメモをしたものがこれです。

書いてみます。

 

 

10月4日   プログラムと進行

挨拶 オーナメント 自己紹介

小さい頃の話、幼稚園から、小学校低学年
どんな子供だったか?困りごと、親から見て、どうだった?

「サウンド オブ ミュージック」から

カラオケハートのバルーン  わたしのお気に入り  ハートのバルーンカラオケ

小学校高学年から普通高校を三ヶ月で辞めるまで
違和感を感じ始めて、、生きづらさ、母のサポート
歌との出会い

「ウィキッド」から
 カラオケハートのバルーン The wizard and I ハートのバルーンカラオケ

通信制高校も辞めてからウィーンにいくまで
引きこもり、歌が生活の中心、
ウィーンの来日公演をみて、、その時、何を考えていた?
高卒認定をうけて、それさえもいらない世界があると知った

「エリザベート」から
カラオケハートのバルーン Ich gehoer nur mir ハートのバルーンカラオケ

ウィーン時代から帰国して約2年
学校生活、生活をする上での困難、コロナ
カモフラージュをして過ごしていた

「自作曲」
 カラオケハートのバルーン  ある日の私  ハートのバルーンカラオケ

その後の生活
その工夫、目下の困難
カモフラージュをやめる話。


「アナと雪の女王」から
カラオケハートのバルーン Let it go ハートのバルーンカラオケ



QandA
アンコール

 

「リトル・マーメイド」から
カラオケハートのバルーン Part of your world  ハートのバルーンカラオケ

 

それぞれの時代でそれぞれエネルギーをもらった曲を

織り込んでいます。

 

たとえば

雪の結晶レット・イット・ゴーでは雪の結晶

 

自分の力を発揮すると恐ろしがられたエルサ

なんでも氷に変えてしまうそのエネルギーを

封じ込めるのではなく雪の結晶国から遠く離れたところで

思いっきり発揮して素敵な氷の城を作ります。

 

娘も自分なりのエネルギーの発散は

この世界、世間では受け入れられないこともあります。

 

嬉しい時にぴょんぴょんと飛び跳ねることは

大人になったらしない人が殆ど

乙女のトキメキ

乙女のトキメキでもそれは彼女の素直な感情表現です乙女のトキメキ

 

自分なりに生きる

自分として生きる

自分の特性を活かす

 

毎日毎日考えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5ヶ月ぶりのブログ再開明日は講演会

 

ご無沙汰していました。長いこと。

毎日毎日書き続けるということ、これはすごいことです。

 

娘との対話はずーっと続いており、新しい発見もこれでもか、、というほど見つかります。

 

ウインクチュームキー

 

こんなにこの人のこと、知らなかったのか、、

と思うことが多くて、情けなくなることも。

 

私が双子が一緒にいる、ここ数年でなかったことです。

10年近く経つかと。。。

 

ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ

 

それでまた、あたらしい心の動きがあるので、

「コト」が起きます。

びっくりマークはてなマーク

 

Nと私、Hと私 、NとH

NとHと私

 

びっくり笑い泣きえーん

 

この4パターンがあり、簡単に説明ができないほど込み入って

ここに歴史、特性が絡むので手がつけられないほど

カオスになることもあります

 

我が家では

わたしがその騒動に一番顔を背けるらしい

向かい合っているつもりでも

彼女たちからすると、、。

『そうやって逃げないで』

 

ガーンガーンガーン

 

といわれることもあります。

 

この五ヶ月にあったことをすべて書けるわけではありませんが

また、コツコツはじめることにした理由は2つ

 

びっくりマークびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

今回、朝日新聞が講演をとりあげてくださったこと

そして、

ということは、、、

ちいさな力でも何かお役に立てることがある

 

そう、あらためて思う機会をいただいたからです

 

最後に御礼を

 

私が書いていない間も、見に来てくださった方々

本当にありがとうございます。

 

照れ照れ照れ照れ

 

明日の講演会のことを最後に

今回、ブログを再開するチャンスとなった講演会は

藤沢駅の近くで行います

 

Hが自分の人生の節目、節目で元気をもらった歌を

話の途中で織り込みます

 

下矢印下矢印下矢印

 

録画配信もありますのでご興味がありましたら

 

 

まで。

 

 

ここ五ヶ月で、さまざまな動画、書籍などを読み、

自分自身の生きる道なども考えてきました。

 

そしてその中で私に足りないことは、コツコツ!

と大いに自覚、反省

 

魂魂魂魂魂

 

なので、みなさまのところにこれから、コツコツと

書いていきます

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

秦万里子

 

 

発達障害の娘と共に〜

ことばのすれ違いはお互いにストレス

 

5月になりました。長い連休をいただいておりました。

4月はいろいろあった日。

特に言葉のすれ違いを感じた日々でした。

 

びっくり

 

言葉のすれ違いといってもいろいろなケースがあると思いますが、、我が家の場合には、

ASDだからこそのすれ違いがあります。

 

ショボーン

 

言った、言わない、ではなく、言葉をそのまま取る、とらない、の違いです。

 

やりたい、ほしい、わあ、うれしい、という感情を表す言葉は、その次の一手を予想することが多いと思います。

 

ぽってりフラワー

 

たとえば、「やりたい」を例にとると、、、

この仕事、やりたい!と聞いたら、、、

仕事が決まったら嬉しいだろうな、、と私は思う。

 

ぽってりフラワー

 

じゃあ、そこに繋がったら、きっと幸せだと私はおもう。

 

でも、「やる!」と言っていない限り、

まだ結論は出ていないってことなんです。

 

これ、欲しいなあ、、だとすると

欲しい 🟰 買いたい、買って欲しい とは違うってこと。

 

プンプン

 

なかなかうまく説明できないのですけれど、

「そうは言ってない」「(普通)そう言ったらこういうこと」

そんなすれ違いがいっぱい起きた4月でした。

もちろん、

それは解明できて良かったのですけれど、

渦中ではなかなかしんどいものでした。

 

はてなマーク

 

お互いいつも思います。

こんなはずじゃ、、

 

ネガティブ

 

お互いに、すごく

大事に思っているし

喧嘩なんてしたくないのにね

 

虹

 

お互いの頭の中で違うことを考えている

でも使う単語は同じ

使う日本語は同じように聞こえる

ここが厄介なところです

 

飛び出すハートえーん飛び出すハート

 

常に思います、この言葉のドタバタが終わると

また、お互いが理解できてよかったなと思うのです。

 

でも時々

あまりに勘違いしていた期間が長いと、、

思います

おばけくん

 

なんてこった、、って。

 

 

 

 

 

 

 

発達障害の娘と共に〜20円が運んできた幸せ

 

私の仕事は夜に終わることも多いのですが、

これは職業柄、仕方のないことです。

コンサートは

皆様がお仕事など終えられてからご来場いただける時間に

設定していることも多く、レッスンも同じです。

 

鳥

 

用事を済ませた後、夜のCha-Chaのレッスン。

 

(Cha-Cha とは、楽譜をつかわずに笑って歌う団体)

 

そして、翌日の仕事に備えて都内宿泊をしました。

 

流れ星

 

Hも私と付かず離れず共に1日をすごし

彼女自身も別のレッスンをうけていて

いささかエネルギー消耗気味

 

翌日の仕事というのは、

Hが関わっていることもあって、

エネルギーセーブのためにも

早くホテルに行き着きたかったのですが、、

 

爆弾ふんわり風船ハート爆弾

 

お腹が空いた、、とH。 

彼女の空腹は突然やってきます。

さっきまで『大丈夫!まだ空いていない」

と言っていても、

突然、、「あ、お腹すごくすいてる」となるのは、

彼女の特性のせいかな?

 

バイキンくんバイキンくんバイキンくん

 

この日も駐車場に停める前から、このSOS発令。

 

セキセイインコ黄セキセイインコ黄セキセイインコ黄

 

地下駐車場から表にでて、すぐに「食べるところ」を

探さなければなりませんでした。

運良く、彼女の大好きな海鮮ものが

豊富な居酒屋あり!!!

 

カギカギカギ

 

居酒屋さん、、普段は入らない場所。

ワイワイガヤガヤ音が彼女にはtoo much だから。

お酒が入ると、みなさん声は大きくなり、

ますます彼女はカオスになるとわかっているので、

入りません。

 

日本酒カクテル日本酒

 

新しいところだし、居酒屋が不安な彼女、

でも背に腹は変えられないのと、

大体において海鮮丼は予想がつくので、

そこに決めました。

 

たこ焼き生ビールたこ焼き

 

案の定、中は お酒と声でワンヤワンヤ。

それでお店の方に、、静かなところありませんか?

と聞きました。

 

??

 

あ、じゃあ、こちらへ、、、と。

比較的静かだけど、Hの顔は顰めっ面。

耐えられない。。。耳当てをしていても

きつい顔つきになっていました。

 

ショボーンショボーンショボーン

 

もう一度、もっと静かなところありませんか?

と言おうとしたときに、

「ああ、結構ここもうるさいですね、じゃあ、こちらに、、、」と閉めていたエリアに案内してくれました。

 

びっくりびっくりびっくり

 

ここまででも本当に感謝です。

Hの顔も、ニコニコ

 

これで安全確保。あとはお腹。はい、すぐに注文。

居酒屋さんだから、メインの前にお通しもあって、

セーフ。。。よかったああ。

 

飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

 

そして帰りのことです。。。

 

私は車から財布を持って降りていなかったことに

気がつきました。

Hにとっては、よろしくないハプニング。

 

えーんえーんえーん

 

ただでさえ、疲れていて、あたらしい、苦手な場所、そして

初めてのホテルに泊まるのに、母親が財布を忘れた。

 

赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん

 

取りに行けばいい、、、これは一般的な考え方?

それとも私だけ?私は忘れ物が多いので、

いちいち気にしないのです。

が、Hは、予定外のことですごく不安になります。

 

なのでレジで、、再び不安の顔に。。。

 

煽り

 

彼女は「私がお金、持っているかも。。。」と

お財布をひっくりかえしつつ、

ありったけのお金を支払いのトレイに置きました。

 

20円たりない。。

 

大泣き大泣き大泣き

 

店員さんに、「お財布とってきます、お金が足りません」

と告白。

 

ガーン

 

店員さん、「(そ、そんなあ、)上の者、呼んできます」

 

しばらく待つ間に、レジ周りはどんどん人の声で騒がしくなり、

Hも、どんどん、パニックに近づいている感じ。。。

 

ああああああ、こういう時の彼女への

「大丈夫」は役に立たないのです。根拠がない。

何が大丈夫なのか???私にもわかりません。。。

 

店長さんがやってきました。

事情を説明し、私が「いまから20円とってきます」

というと。。。

 

びっくりびっくりびっくり

 

ご自分のお財布を出して、『20円ここから出しておきます。

もういいですよ、どうぞ気をつけてお帰りくださいね、ありがとうございました。」とニッコリ。

 

昇天昇天昇天

 

ひたすら感謝でした。

なにより、Hのパニック直前が、

彼の一言で「感謝の脳」にかわったのでした。

 

ありがたい。ありがたい。。。

二人で最敬礼をして店を後にしました。

 

祭祭祭

 

あのまま行ったら、

きっと彼女は大変な時間を持つことになっていたと思います。

 

波

 

足りない。。。母親が財布を取りに🅿︎へ

。。。その間彼女は一人で店に。。。

人の声やレジの音でドンドン脳がぱんぱんになる。。

母親はいない。。。いつ戻ってくるのか不安。。。

 

ロケットロケットロケット

 

そんな時間が、20円を差し出していただいたおかげで、すべて救われたのです。

 

義理チョコ

 

この話でその夜はずっと暖かい気持ちに包まれていました。

ありがとうございました。店長さん。

20円が 何万円にも感じられた日でした。