ご無沙汰をしました。

激動の2022年と思いきや、2023年も穏やか、、ではなく、あっち行ってホイ、こっちきてあっちゃーでございます。

そして世界もワチャワチャしていますね。

 

世界的にも地震だ豪雨だ新たな攻撃そして、しぶといコロナ、、安心してお腹を出して寝られるのはいつの日か?でありますね。

 

 

人間生きていると色々な出会いと、様々なことが起きるものですが、過去の出来事の真相が初めてわかったりすると、「ああああ、そうだったのか」と思うことも多い。特に私の場合には娘のことで「え?そうだったの?」と唖然とすることがあります。

そんな過去も袋に入れて持ち歩いていると重たくなりますうううう。

なので、消化していくのが大切ですね。ちゃんと解決して前に進んでいく、、たとえ答えがその時に見つからなくともその時に話すべきことは話す、、目の前にその人を迎えて話すことが本当に大切だと思うのです。

 

目の前に人をお迎えして初めて出来ることの多さにこのところ改めて「そりゃそうだろう」と感心しています。

その人が何を言おうとしているか、どんな状態か?時には何を召し上がっていらしたか?なんてことまで、目の前にいてくださるとわかります。

それをツールで済ませるにはもったいほどの情報が生き物からは出ています。

 

が、そこで同じ釜の飯を食べると、、それが倍増、3倍増、10倍増すること再確認しています。

どんな速さで、何から食べて、どんな箸運びで、、なんてことから始まって、やはり同じものをいただく喜びが心を暖かくし、許すことができると思います。

 

私と娘、まりほは、同じ屋根の下で暮らしていますが、彼女の自閉スペクトラム症の脳と私の脳を突き合わせるのは時々至難の業となります。

常にがっぷり四つはこちらにも根気や時間も必要で、大きなロープが絡まっている場合にはいいですが、細いチェーン同士が絡まるとなかなか解けない。でも共に、諦めず、食卓を囲むことで和むことが多くあります。あの時は、あんな口調になっちゃって、、、ごめん、、と言えるのも美味しい冷やし中華を食べた後だったりします。

 

さあ、これから夏休みを迎えていくわけで、お子さまと過ごす時間が増えていく期間がやってきます。すでにカウントダウン!何を考えているのかわからない、、この方法でうまくいく親子もいるでしょうし、喧嘩してでもわかりあって、ハッピーエンドを迎える方もいらっしゃると思います。が、お子様、またはご本人に障害がおありになった場合には、「相互理解」には時間がかかります。

 

自閉スペクトラム症である娘との対談も参考にしていただければと思います。

 

 

お申し込みは下記より

【親子対談Vol.5】7月11日(火)「あなたの世界はどんな色?~親子で見つめる自閉スペクトラム症~」@シネコヤ | 音楽家 秦万里子 オフィシャル ウェブサイト (hatamariko.net)

 

 

人の噂や、聞いた話はあてにならないというお話。
ここ10年ほど、音楽を担当している幼稚園では、3月の卒園の時期にお母様方から「おせわになりました」ととあるものをいただいてきた。それは「紅茶」実際母は毎日飲むし、いいのだけれど、毎年毎年紅茶で、なぜ?という素朴な疑問が。。(いただいておいて御免なさい)なぜか?私は外でも家でも滅多に紅茶は飲まないからだ。いや、これは誤解のないように。決して、「いらない」と言っているわけではなく、、母の口に芳しい美味しい紅茶が届くのでいいのだけれどね。

ある日、数ヶ月前である。先生はコーヒーは召し上がらないんですか?あるお母様から、立ち話で聞かれた。
え?ああ、コーヒー大好きですよ。絶句しているそのママ、、どうもおかしい感じ。。。

あのう、、先生、と徐に話だした。

毎年の申し私のところに、、「秦先生は、コーヒーはお嫌い」と書いたるのだそうだ。

ひえええええええ、大好物なのに?なんてこと?そのママも、え?それは、書き換えておきます、、と。
だからお紅茶だけがずっと続いていたのね。。。と納得し、今年もやってきた卒園式。

卒園式の歌も、卒業記念のCDも私の歌を使っていただいているし、賞状を受け取る園児たちのBGMも担当しているから、毎年、涙。。。であります。そして

「ありがとうございました」の後 いただく紙袋。。
人間、あの立ち話があったからどうしても中身が気になる。
きっと コーヒー好きと書き換えてくださった。。

そして中身は、なぜか また紅茶。
人の噂がまことしやかに10年も続いていて、間違いだったとわかった今も、続いているという不思議なお話でした。

 

久々のソロライブが終わった。

定例化してきた 真部氏との『クリスマスが過ぎてもハートはクリスマス』のコンサート。
気づいたらソロのコンサートは不定期でやっていたと気づいたのは私の片腕。
 
コンサートやライブが日常にあったコロナ以前。
それから「なるべく外に行かない」ことが普通になって、そこから今に至るまでみんな頑張った。
 
ただ、このコロナというシャッターは、大きな流れを止めてしまい、その間にシャッターの内側で楽しめることを探して頑張ってきた。我ら。もちろん、それでいいこともあったあった。
そしてシャッターは開いたけど、すぐには、外には出られないという現実も今突きつけられている感じ。
 
そんな中の、まだ 解禁発展途上とも言える昨日。
 
ジェミニシアターでのソロライブに、多くのお客様を迎えられたことは、何だか新しい風が吹いたようでした。新曲もお馴染みの歌も取り混ぜたプログラムの間にトークを挟み、いや、トークの間に歌を挟み?行った2時間の舞台は 『結婚します』とエイプリルフールだから許される嘘が題名だったので、1部は白い「真珠の耳飾りをしたおばさん」の衣装、2部は、3つのスカートをはぎ合わせて作っていただいた3色パンツ。
 
お客様お一人、お一人に「ありがとう!きてくださって」とハグしたい気分。
数多くの音楽家がいる中で、選んで来てくださることは奇跡。これは昔のイトーヨーカドーの創始者が言っていた言葉らしい。数多いスーパーの中で、ヨーカドーを選んでくださるのは奇跡。だからその奇跡に応えなければ。。そんな内容だったかと。
 
今日はそれをしっかりと胸に刻んだ日でもあった。