映画「食の安全を守る人々」を見てきました! | 肥料を使わない家庭菜園と健康日記

肥料を使わない家庭菜園と健康日記

化学物質を摂らない食生活でバセドウ病や花粉症を治し、風邪は8年半ひいていません。
身体にいい野菜が採れるので、耕さない、草を抜かない、肥料を入れない自然農の家庭菜園を始めました。太陽と大地に感謝して、少しずつ極めていこうと思っています。

一昨日見た映画「食の安全を守る人々」。
おおよそは知っていた情報でしたが、裏付けのある驚かせられる事実がリアルに伝わってきました。

 

 

 


日本で手軽に買える除草剤「ラウンドアップ」が、発がん性があることを知りながら安全な農薬として販売したとしてアメリカの最高裁判所がモンサント社に判決を下したことは日本のマスコミは一切取り上げなかった。末期ガンとなった被害者の方のぼろぼろな皮膚が痛々しかったです。

 

日本は遺伝子組換え食品を世界一食べていることも、農薬使用も世界トップで、世界は規制しているのに日本は農薬残留基準値を上げて使用を進めている。なのにマスコミは伝えない。さらに国は農薬の大幅規制緩和、ゲノム食品の流通を推し進めている。無添加の安全な食品には無添加表示をさせないように進めている。

国会議員の髪の毛を調べたら、28人中、7割にあたる19人からグリホサート農薬(ラウンドアップ)が検出された。

 

そして日本は、ガン患者やアレルギーは二人に一人。ガンは1日1000人以上が死に、自閉症などの発達障害は10人に1人という異常事態になっている。農薬の使用増加率と発達障害発症の増加率が比例している。

 

千葉県いすみ市などの学校給食に有機野菜を使う取り組みが、日本でも始まっているのは羨ましく喜ばしいことでした。韓国か日本かうる覚えになってしまいましたが、栄養士さんが化学物質の怖さを子供達に指導している姿も素晴らしかったです。

 

映画中、アメリカの大規模小麦農家のお父さんが「子供達に危ない物は食べさせたくないから農薬はやめた」というシーンは感動的でした。映画を作った山田正彦氏(元農水大臣・弁護士)が思わず「ワンダフル」と言って抱きついた気持ちと同じでした。

 

この映画は、家族を守るため、自分を守るために、絶対見る価値のある映画です。なんと3万円で自主上映会もできるそうです。一人でも多くの人に見ていただきたいと思いました。

 

幸いなことに、上映会は山田正彦氏の講演付きでした。山田さんのブログは以前から拝読して勉強していましたが、優しく熱い人柄とともに内容がリアルに伝わってきました。

 

ロビーのサイン会で最後に並んで、一言お伝えしました。

「私は駆除されるアシナガバチを有機農業の畑に移住させて、芋虫駆除をさせることを全国に広める活動をしています」と。

すると「がんばって下さっているんだね」と、わざわざ名刺をいただきました。
やる気、元気がモリモリ湧いてきました。