信濃毎日新聞に掲載されました | はすみふぁーむ 農業の新たな価値創造〜ワイン&シードル造りを通じて農業の魅力を発信します〜

はすみふぁーむ 農業の新たな価値創造〜ワイン&シードル造りを通じて農業の魅力を発信します〜

2005年に長野県東御市にてワインぶどうを栽培をスタートし、醸造、販売、飲食店までを手がけるワイナリーに成長しました。2022年より古民家Cafe&FarmStayのらのら(飯綱町)も仲間入りし宿泊事業にも着手、信州ワインツーリズムを盛り上げて参ります!

本日8日は東御市の消防出初め式に参加するため、はすみふぁーむの営業はお休みにさせていただきます。 明日9日は通常どおり営業しますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて昨日の7日版、長野県では一番メジャーな日刊紙『信濃毎日新聞』にはすみふぁーむ、そして東御市のワイン特区の取組みについて載せてもらえました。 

以下が記事本文です。

信濃毎日新聞 1月7日(土) 29ページ



『ワインバレー』東御中心に構想

ブドウ栽培・ワイナリー開設を後押し


県内で初めてワイン特区に認定された東御市で、三つあるワイナリー(ワイン醸造所)と市が、ワイン用ブドウの栽培やワイナリー開設を考えている人たちを支援する取組みを始める。耕作放棄地を有効利用して地元産ワインを増やし、観光振興につなげる狙い。東御市を核に周辺市町村にも参加を呼び掛け、将来はワイナリーの一大集積地『千曲川ワインバレー』を実現したい考えだ。


耕作放棄地を活用

観光振興へ誘客も


上田小県地域や小諸市周辺のワイナリーは現在、東御市のヴィラデストワイナリー、はすみふぁーむ、リュードヴァンのほか、マンズワイン小諸ワイナリー(小諸市)、小県郡青木村で地元住民が2011年9月に醸造を始めた『ファンキー・シャトー』がある。上小地域などは小雨で日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいといった理由で、ワイン用ブドウの栽培に適しているとされている。

11年に甲府市で開催された『国産ワインコンクール2011』(日本ワイナリー協会などの実行委員会主催)の欧州系品種部門では、金賞に選ばれた12品のうち6品で上小産のブドウが使われた。東御市内ではヴィラデストワイナリーが地元産のブドウで醸造した白ワイン1品が金賞を受賞。オーナーを務めるエッセイストの玉村豊男さん(66)は『東御市できちんとしたブドウができると認められてきた。市内で栽培したいと言う人が増えている』と話す。

こうした動きを受け、市内3か所のワイナリーと市は近く、具体的な支援策を話し合う場を設ける予定。市は、ワイン用ブドウを栽培したい新規就農者らに、市内に435ヘクタール(11年1月末現在)ある耕作放棄地を紹介する考え。各ワイナリーは就農者らに栽培や醸造の技術を指導したり、生産されたブドウを購入したりすることを検討する。ワイナリーが増えれば、それぞれを巡ってワインを試飲できるツアーを企画するなど、誘客策を打ち出す構想だ。

はすみふぁーむのオーナー蓮見喜昭さん(39)は『自分達で栽培面積を増やそうとすると、醸造にかける時間が減ってしまう。買い取ることができれば助かる。』リュードヴァンのオーナー小山英明さん(44)は『東御市をモデルに周辺市町村に取り組みが広がってほしい』と期待する。

東御市は、耕作放棄地を貸す意向がある地権者の把握、土地あっせんの窓口設置、新規就農者らへの資金面での支援などを検討する。花岡利夫市長は『できるだけ早く、具体的な支援策を打ち出したい』と話している。


以上