だいじょうぶだぁ | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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GM(ゼネラルマネージャー)独自の視点で綴るブログ。

あれ…?
 
あれれ…?
 
あれれれれ…?
 
という間に、
メンズビギ横浜店も遂にロックダウン…
昨日から臨時休業となってしまった、、
 
これは私にとって無収入を意味する。
さぞや落ち込んでいるかというと、
実は意外とそうでもない。
 
長年の夢だった長期休暇が、
思わぬカタチで実現してしまったからだ。
 
しかも誰にも迷惑をかけず、
どうせゼロだから売上げも気にせず、
社会への貢献という大義名分付きである。
 
予定外の高い出費で後が怖いけど、
休暇をお金で買ったと思えばいいのだ。
 
何だか前夜からワクワクが抑えきれず
昨日も今日もいつもより早起きし、
普段なら絶対しない
ジョギングまでしちゃったよ、、
(半分以上は歩いたが…)
 
 
ざまあみろ!
コロナウイルスめ!
 
不謹慎かもしれないが、
私にできるコロナを見返す唯一の方法は、
この状況を全力で楽しむことなのだ。
 
 
政府から送られてくるマスクも楽しみだ。
世間から失笑を買った
“一世帯にマスク二枚配布”だが、
私は心の底から嬉しかった。
単純にマスクが欲しかったのもあるが、
安倍首相がてっきり私の記事
読んだのかとさえ思ったからだ… はあ?

唯一の気がかりは、
安倍さんがしてたマスクよりも
大きいサイズが届くかどうかだが…。
 
 
ただ…
志村けんの喪失感だけは
なぜか日増しに強くなっていく。
 
ドリフ世代とはいえ
特別大ファンでもなかった私が、
ここ一週間ばかり追悼番組や過去の映像、
関係者の証言をずっと追いかけているのが
自分でも不思議でならないのだ。
 
何でだろう?
 
私にとってこの喪失感は、
デヴィッド・ボウイのときに似ている。
 
それはただのファン心理を超えた
世の中に与えた功績や影響力の巨大さが、
知らず知らずのうちに自分の中にも
浸透していたのかもしれないが、
それだけではないだろう。
 
二人に共通しているのは、
架空のキャラクターを演じていたことだ。
このキャラクターを生み出したのは
本人そのものだが、
決して“素”の本人ではない。
 
“素”の志村けんに接した人が
口を揃えて言うのは、
『とても礼儀正しい』とか、
『優しくて面倒見がいい』とか、
『寡黙でただ笑っているだけ』とか、
『妥協を許さないプロ意識』などだ。
 
ゲスト出演した過去の映像を
注意深く見ていると確かにそうで、
決して自分から笑いをとりにいかない。
 
見ようによっては、
大御所なのに存在感を誇示するどころか
むしろ孤独や哀愁さえ感じさせ、
実際の本人もそうだったのだろう。
 
そんな生真面目な”素“の実像と
自ら作り上げたキャラクターとのギャップ…
 
キャラクター自身の面白さは
言うまでもないが、
この虚像と実像とのギャップこそが
彼の人間としての最大の魅力であり、
私が感じる喪失感の正体なのだと思う。
 
あのデヴィッド・ボウイでさえ、
きっとそうだったに違いない。

だって、この画像を見て欲しい!
これだけ似ていると、
志村けんなのかデヴィッド・ボウイなのか、
もはや判別できないではないか!
 
 
  
(* 画像は引用)

んなわけないか…。


そんな志村けんは、
音楽に造詣が深いことでも知られる。
コント55号かドリフターズの
弟子入りを迷った彼は、
音楽の素養があるドリフを選んだ。

彼はドリフが前座を務めた
ビートルズの日本公演を観ている。
ディープパープル、レッドツェッペリン、
ユーライアヒープなどのハードロックから、
徐々にソウルやブラックミュージックへと
傾倒していった志村けんは、
音楽雑誌へレビューを寄稿するほどの
玄人はだしとしても知られ、
その音楽センスは
“ヒゲダンス”でも発揮されている。


ところで若い頃の志村けんは、
なかなかのイケメンであった。
ヒマだからここで、
一部のロックファンの間で囁かれていた
「志村けん」と「ポール・ロジャース」
同一人物説を検証してみよう!

ポール・ロジャースとは、
英国ロック界きっての歌唱力を誇る
ソウルフルな天才ボーカリストである。
フリー、バッド・カンパニーなど
往年のブリティッシュロックを牽引した
スーパーバンドの中心人物で、
一時期フレディ・マーキュリー亡き後の
クイーンのボーカルを
見事に務めたことでも知られる。

それにしてもこの二人…

 
(* 画像は引用)

どっちがドリフか分からない…
んなわけないか…。

じゃあ、これなら…

 
(* 画像は引用)

これはどうだ!

 
(* 画像は引用)

とっておきの一枚!
(バッド・カンパニーのバーニングスカイ)

(* 画像は引用)

拡大してみよう!


(* 画像は引用)

えっ⁉️ ウソ

(* 画像は引用)

これはもう
ただの偶然とは思えない…。

時系列的にみると、
ポール・ロジャースの方が
志村けんの影響を受けているのは確か…
奥さんも日本人だったし…。

恐るべし! 志村けん!


さて…

私がこんなクダラナイ話を書けるのは、
外出自粛をキチンと守ってヒマだからだ。
いや、言い換えれば、
国民一人一人の命を守るためなのだ。

自分が医療従事者でなくとも、
今やれることが必ずあるはずだ。

全国の若者諸君!
そして夜の街が大好きなオヤジども!
今ならただ家にいるだけで、
簡単にヒーローになれるのだ!
こんなチャンスはなかなかないぞ!

みんながヒーローになれば、
きっと日本は、
だいじょうぶだぁ…

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  今こそ立ち上がれ!
  名もなきヒーロー達よ!

                      「David Bowie」
                “Heroes”

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メンズビギ 横浜店  GMより