さて…
今回の東京散歩の舞台は「蔵前」である。
「蔵前」といえば、
昭和の大相撲やプロレス、ボクシングなど
数々の名勝負が行われた、
蔵前国技館を連想される方(歳がバレる…)
も多いのではないだろうか。
しかし…
世界的大都市“東京”の中にあって、
「蔵前」という土地の知名度は、
決して全国区とは呼べない。
一言でいえば地味だ。
そもそも…
「蔵前」は東京都台東区の隅田川沿い、
浅草の南に位置する下町である。
江戸時代に徳川幕府の御米蔵があったことが
この地名の由来だ。
関東大震災でそれらの蔵は焼失した後、
多くのビルや工場、住宅が建設された。
その古い建物や倉庫が残る町並みは、
発展を遂げた大都市“東京“の中で
ポツンと一つ取り残された
エアポケットといってもいいだろう。
多くの外国人が訪れる、
日本を代表する観光名所“浅草”が
目と鼻の先にあるというのも皮肉だ。
悲哀さえ感じる。
ところが…
この下町の風情が残る蔵前周辺が、
近年再注目され始めているという情報を
私は先日キャッチしたのである…
あ、情報ソースは秘匿したいところだが、
今回は日頃お世話になっている
ブログの読者さんの為に敢えて明かそう。
それは…
私が毎朝出勤前に必ず視る、
NHKニュース「おはよう日本」である。
私は以前から女性キャスターの
和久田麻由子さんのことが…
あ、いけない、いけない(汗)
余計なこと書くとこだった…。
この地域は昔から
ファッション雑貨や装飾品などの産業が栄え、近年ではモノ作り系の企業やショップ、
若いクリエイター達が集まり、
トレンドの発信地となっているという。
その番組の中で紹介された、
「カキモリ」という文具店に
妻が興味津々…。
彼女はステーショナリー…
特にノートの偏愛コレクターなのだ。
ここでは様々なパーツを自分で組み合わせた
オリジナルのノートを製作してくれるらしい。
ということで今回の私は、
彼女のボディーガード…
ではなく、
金魚の糞として
相乗り散歩することにした。
本題に入るその前に…
私は以前からかねがね
お散歩記事とファッション記事の融合を
模索していたが(ホントかよ!)、
ある時、天からアイデアが降りてきたのだ。
それは、私の散歩中のファッションを
披露するというものである。
あ、断っておくが、
私は自他共に認める
変わり者でヒネクレ者だが、
決して出たがりや目立ちがり屋ではない。
むしろ、周りから請われて初めて、
『しょうがねーな、じゃあ1回だけだぞ!』
と言いながら、
勿体ぶって登場するタイプなのだ。←最悪!
さて…
その日の東京は4月並みの予想最高気温。
冷え症の私にとって普段のこの時期は
迷わずダウンを羽織るパターンだが、
さすがに20度近い気温だと
ただの手荷物になる恐れがある。
そこで私が選んだのは、
コットンのスプリングコート。
昼間と朝晩の寒暖差がある時には最適だ。
しかも軽やかでちょっとした雨風も凌げる。
本場英国製「FOX UMBRELLAS」と
「MEN'S BIGI」のコラボレートモデル。
インナーにはシンプルな白シャツ。
堅過ぎず砕け過ぎないコーディネートの
必須アイテムなのだ。
メンズビギが誇る、
こだわりのデニムレーベル
「BEN THE RODEOTAILOR」の一枚。
ボトムは着崩し最強アイテムのジーンズ。
春らしく薄色を選ぶ。
世界から注目される国産ジーンズの聖地、
倉敷市児島の「JAPAN BLUE JEANS」と
「MEN'S BIGI」のコラボレートモデル。
散歩にとって靴は重要だ。
クラシックなアッパーデザインと
ハイテクスニーカーソールを合体した
「HIROSHI THUBOUCHI」と
「MEN'S BIGI」のコラボレートモデル。
足に羽根が生えたような履き心地。
バッグは最近の東京散歩に欠かせない、
あ、念のためもう一度断っておくが、
私は出たがりや目立ちたがり屋ではない。
これはあくまで仕事の為なのだ…
と言っても、
誰も信じてくれないだろうが…。
でも、いいのだ。
私の“メンズビギ愛”が伝われば!
その日のコーディネートは
もちろん全身メンズビギ…
あ、コートの下には、
ユニクロのインナーダウンを着ているが…。
それにしても…
こうして己れのアホ面とポーズを眺めると、
スプリングコートを颯爽と着こなす
ポール・ウェラーとの落差に愕然とする…
やるんじゃなかった…。
今回はここまで。
…………………………………………………………………………
「The Style Council」
“Blue Cafe”
……………………………………………………………………………
メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗️

