散歩中にたまたま通りかかった
しかし…
セレクトショップ
このアルバムは１０枚の中に入ると思う…。
あるカフェの店先にこんな貼り紙があった。
スタッフ石橋が選ぶ「私の１０冊」展…
これ、オモシロ～イ❗️
そこのカフェには入らなかったので、
“スタッフ石橋”さんがどんな人なのか
皆目見当もつかないが、
きっとその選んだ本を見れば、
石橋さん（誰？）の「人となり」が
おおよそ推測できるのではないだろうか。
別に石橋さん（誰？）に
興味があるわけではない。
もしかしたら…
髭モジャでスケベなオヤジかもしれないし、
エキセントリックな若い女性かもしれない。
そんなことはどうでもよく、
他人の深層心理を覗き見る愉悦が
そこにはあるのだ。←悪趣味
石橋さん（誰？）自ら提案した企画なのか、
それともオーナーに強要されたのか
分からないが、
どちらにしても、
それを堂々と他人に披露する行為は、
自信家で自己顕示欲が強く、
それなりの神経の持ち主であることが
大いに推察される。
長く洋服の仕事していると、
その人の身に付けているモノを見れば、
どんな人なのか？おおよそ分かる。
ただ、もっと深い本質的な部分は、
その人が嗜好する本や映画や音楽などで
より立体的に浮かび上がるのではないか。
私は誰かの家に行くと
冷蔵庫の中よりも本棚を見たくなる。
普段の外見や話しぶりからは
予想もしなかった意外な一面を
垣間見ることがある。
普段は堅物で冗談も言わず、
几帳面で正義感の強い男の家の本棚に、
「できる男はウンコがデカイ」とか、
「放屁という覚醒」とか、
「なぜグリーン車にはハゲが多いのか」
という本が並んでいたら、
なんだか好感がもてるではないか。
また、普段はだらしなく、
軽口ばかり叩いている男の家の本棚に、
「月刊 円周率 ２月号」とか、
「即答するバカ」
という本が並んでいたら、
なんだか見直してしまうではないか。
（＊全て実在する本です…）音楽ファンの間でよくある会話だが、
『もし無人島にアルバムを
３枚だけ持って行くなら…』
という質問…。
『オレはやっぱりローリング・ストーンズの
“EXILE On Main St.”だけは外せねぇな！』
なんて答えが返ってきたら、
『今度ゆっくり呑みましょう！』
と私は言うかもしれない。
『オレはやっぱりEXILEの
“ベストアルバム”だけは外せねぇな！』
なんて答えが返ってきたら、
『今すぐ無人島に行ってこい！
そしてもう二度と戻ってくるな！』
と私は言うかもしれない。
（EXILEファンの方、ゴメンナサイ…）
こういうのは、
単純に良い悪いの問題ではなく、
自分との相性を計る物差しなのだ。
さて、私も石橋さん（誰？）のように、
ＧＭが選ぶ『私の１０冊』展
をやってみたくなった。
なんたって、
私も人一倍自己顕示欲が強く、
自分の趣味を強要するという、
悪質かつ素敵な性格の持ち主だからである。
しかし…
これは簡単に出来ることではない。
発表する場所が必要だからだ。
誰もが石橋さん（誰？）のように、
自分の働いているカフェ…
というわけにはいかない。
わざわざギャラリーを借りるほどでもない。
だからといって、
自分の部屋でやっても意味がない。
不特定多数の人が訪れる場所…
私の場合は…
あ、あった。
メンズビギ・マルイシティ横浜店である。
こんな時、自分の店があると有利だ。
ウン、この一画がいい！
誰も読みもしない洋書や、
誰も回しもしない地球儀を飾ってるよりも、
よっぽど楽しいではないか！私が…。
いや、これはお客様との
コミュニケーションツールなのだ…
ということにしておこう。
本を１０冊持ってくるのは重いから、
手始めにＣＤを１０枚持ってくるのは
どうだろう…。
しかも、私の好きなクラシックロックを！
ＧＭが選ぶ『私の１０枚』展
《クラシック・ロック編》
これは考えるだけでも楽しい！
もし聴きたいお客様がいたら、
無期限で貸してあげることにしよう！
そして、もしこれが好評だったら、
違う企画もどんどん考えよう！
さらに、もしこれが話題騒然になったら、
メンズビギの商品を削ってでも
展示スペースを大幅拡大しよう！
これは夢が膨らむ！
『ＧＭがセレクトしたモノなら
お金はいくらでも出しますので、
お願いですから私に売ってください！』
という方々が全国から殺到したら、
セレクトショップ『
ＧＭの部屋』
ＧＭの部屋』を立ち上げよう！
（メンズビギも少し置いてやるか…）
私には人一倍の妄想癖もある…。
～おわり～
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「Buffalo Springfield」
“Hung Upside Down”
（アルバム『Again』より）
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メンズビギ 横浜店 ＧＭより
コチラも見てネ❗️
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