と思ったわけではない。
(すでにビミョウに遅いが…)
大坂なおみの快挙について語ろう…
というつもりもさらさらない。
(試合全部観てないし…)
ただ…
“大坂なおみ”という名前を
最初に耳にした時のインパクトったらなかった…という、半分どうでもいい話である。
ところで、“おおさか”の字が、
“大阪”ではなく“大坂”だと知ったのは、
つい先日のワイドショーでのことだったが、
私はてっきり“大阪”だとずっと思っていた。(生まれはホントに大阪らしい…)
そもそも名字が都道府県というのは、
かなりインパクトがある。
考えてもみてほしい。
県名ならそうでもないが、
これが都道府名だっら
ちょっと身構えてしまう。
北海道○郎とか、京都○子とか、
今まであまり聞いたことがない。
東京の場合は、
かろうじて“東京ぼん太”がいた。
(古過ぎて誰も知らないか…)
大阪にいたっては、かなりレアだと思う。
さらに上方(落語・漫才)というだけで、
どこか笑いを誘うと感じるのは、
私だけだろうか…
さらに、名前が“なおみ“である。
べつに“なおみ”の名前が珍しくて
特別変わったものではないのは確かだ。
しかし、昭和世代の私にとって
“なおみ”という名前には、
どこか古風で郷愁を誘うナニかがあり、
さらに“ちあきなおみ”や“川島なお美”を連想させ、妖艶な大人の色気を感じさせるのだ。(松井直美・佐良直美”は除く…)
大坂なおみ…
このただでさえ、
名字と名前それぞれにインパクトがある上、
相反する性質の名字と名前の組合せは、
そのミスマッチ感が相乗効果となり、
さらに強烈な印象を私に残すのである。
しかも、あまりに語呂が良すぎるから、
ついつい口にしたくなる。
今は大人だから理性が働くが、
もし私が小学生だったら、
意味もなく一日中連呼しているに違いない。
ちなみに、同じような匂いがする名前に
“ヨーコ”がある。
この名前から想起されるのは、
髪が長く洋風でエキセントリックな、
芯が強い自立した女性だ。
これはおそらく、“オノ・ヨーコ”からの
イメージなのかもしれない。
あのジョン・レノンでさえ、
歌詞の中で“ヨーコ”を連呼している。
大人のクセに…
しかし、それ以上に影響を与えているのは、
“港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ”
ではないだろうか。
この、場所や地域の名字と名前の組合せは、
魅惑的な想像を掻き立てられるのだ。
“大坂なおみ”の場合は、
“大阪”の“なおみ”という風に…
一体どんな素敵な女性だろう?と、
そのミステリアスさが男心をくすぐるのだ。
ルパン三世に限らず日本男子の多くは、
“峰 不二子”という名前に
心のどこかで淡い憧憬を抱いているはずだ。
いつか本物の峰 不二子に出逢ってみたい…
不二子ちゃんになら、
ちょっとぐらい騙されてもいいと…
私が“大坂なおみ”という名前を
初めて知った時、
もしかしたら、
“大阪”の“なおみ”がそうかもしれない!
不二子は大阪に実在してたのか!
と思ったものだ。(何で?)
しかし…
テレビで初めて大坂なおみ本人を見た時、
別の意味で騙されてたことを知った。
そういえば昔の歌詞には、
場所や地域や人の名前が多かった気がする。
ヒットの法則だったのかもしれない。
私が働く“横浜”などはその最たるものだ。
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ…
よこはまたそがれ…
伊勢佐木町ブルース…
港町には別れの歌がよく似合う。
そして、私の好きな昭和歌謡の名曲には、
以下の二つがある。
どちらもペドロ&カプリシャス…
というよりも高橋真梨子である。
(“マリコ”もアリだな…)
“ジョニィへの伝言”と
“五番街のマリーへ”だ。
やはりどちらも場所や名前が出てくる。
しかもこの場所は、
きっと横浜のような気がしてならない。
それにしても昔の歌詞には、
ドラマティックなストーリー性があり、
聴いてるだけで情景が目に浮かんでくる。
さすが!職業作詞家“阿久 悠”だ。
そしてこの2曲は、
素晴らしいアンサーソングになっている。
さて、このまま書いていると
終わりが見えない。
そろそろNEVER…いや、GM まとめ
大坂なおみの果たした功績は、
世界のテニス界に止まらず、
日本の“なおみ界”にも革命をもたらした。
それまで我々が抱いていた
“なおみ”という名前のイメージを覆し、
パワフルでチャーミングという、
新たな“なおみ像”を
我々の前に提示したのである。
これからの日本人は“なおみ”と聞いたら、
“ナオミ・キャンベル”ではなく、
“大坂なおみ”を連想するに違いない。
だから“大坂なおみ”さんには、
是非とも日本国籍を選んで欲しいのである。
当分“大坂なおみ”さんから目が離せない!
終わり
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メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗

