ローファーと私【PART 2】 | メンズビギ マルイシティ横浜店 GM(ゼネラルマネージャー)の極私的ブログ

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個人的には、
相手FKの明らかなゴールを
ノーゴールと主張する
GK川島の小芝居だけが気になったが、
W杯初戦を見事勝利で飾った日本代表に
感無量である。

私もこの感動を胸に
今回はファッションブログらしく
大好きなローファーについての
豆知識を披露しよう。


さて、ローファーとは
英語で“怠け者”という
意味であるのはご存知だろうか?

革靴でありながら、
紐やストラップを締め上げることなく、
ユルく履けることにちなんだ
なかなか的を得たネーミングである。

サドル部分に切れ込みが入ったローファーは、「コインローファー」とか
「ペニーローファー」と呼ばれるが、
これはそこにアクセントや御守りとして
1ペニー(1セント)の硬貨を埋め込んで
履くのが1950年代のアメリカ東海岸の大学生に大流行したのが起源なのだ。


ブレザーを羽織り、
くるぶし丈のグレーのフランネルパンツに
ローファー(Bass・ウィージャンズ)を合わせる、典型的なアイビーリーグ・スタイル。(後のプレッピースタイルに繋がる)
アイビーリーグとは、
東海岸に点在する名門大学グループのことだ。


日本のファッション黎明期を支えてきた
「VAN」が紹介したこのスタイルこそ、
我が国におけるメンズファッションと
サブカルチャーの革命であった。

若い頃にこの洗礼を受けた
私以上の世代にとって、
ローファーはそのシンボルなのである。


レースアップやモンクストラップの靴と違い
くるぶし周りを覆うトップラインの形状は
直線的で脱ぎ履きがしやすいが、
ローファー自身の形状だけで足を覆う靴な分、フィット感の微調整は所詮ムリ…


だから、合う・合わないの感覚差が、
他の靴よりもハッキリ出るのである。

ただでさえ、
サイズ選びが容易ではないローファー…

前編で吐露したように、
私の足は見事な扁平足である。
日本人の足特有の幅広でもある。
アーチも退化している。
さらに、モートン病も患っている。

それでもローファーが履きたい!
という強い信念だけは揺るがない。
熱しやすく冷めやすい性格の私にしては、
これはちょっとした快挙でもある。

こんな私の気も知らないで、
毎日のように色違いのローファーを
これ見よがしに履いている仁田。
(本物の怠け者なのかもしれないが…)

私は普段、
あの男のようになりたい!
などとはこれっぽっちも思わないが、
ローファーが履けることだけは羨ましい…
あ、あと若さもか。

しかし、
今年の私には秘策があるのだ…


次回に続く…

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                     「The Beatles」
      “Old Brown Shoe

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メンズビギ  マルイシティ横浜店  GMより

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