新緑の中を散歩したくなった…
なーんて書くとカッコ良すぎかな?
デモね、私のように
普段ビルの中で一日中仕事してると、
その反動が大きいのも事実なのだ。
べつにカッコつけてるわけではない。
さて、いくつかの候補の中から
私が選んだ先は生田緑地である。
ところで皆さんは、
生田緑地ってご存知だろうか?
知ってる人は知っている、
知らない人は全然知らない…
当たり前か。
都心近郊の公園としては、
意外とマイナーな公園かもしれない。
場所は川崎市北部にあり、
小田急線向ヶ丘遊園駅から
徒歩で10分ちょっとである。
私がここを訪れるのは20数年振り。
進学で上京してから20代の終わりまで、
私はずっと小田急線沿線のこの辺りを
転々と暮らしていた。
キャンパスもすぐ近く。
呑むのはもっぱら下北沢。
海なら片瀬江ノ島。
山なら丹沢山系。
温泉はたいてい箱根。
夏は新聞屋から貰った大量のタダ券で、
よみうりランドのプール三昧。
『バカヤロー!』と叫ぶ時は多摩川の土手
というのが、
この辺りに住む若者(私だけ?)の
典型的ライフスタイルであった…
あ、これ以上は止めておこう。
別の話になってしまう。
さて、ロマンスカー以外で
久し振りに乗った小田急線は、
新宿を出ると高架と地下の連続で
車窓の景色は一変したものの、
多摩川から先は懐かしい風景が…。
開通したばかりの複々線化の効果か、
あっという間に向ヶ丘遊園に着く。
ところで、
この川崎市北部というのは
起伏に富んだ丘陵地が多く、
生田緑地はこの地形と
里山の自然を生かした公園なのだ。
広大な敷地には山が二つもあり、
都心の公園のような人工的な感じがなく、
深い森に包まれている。
ここが都心から僅か数十分とは、
とても信じられない空間だ。
園内を進むと、
菖蒲園から久し振りに聴く蛙の大合唱と
野鳥の囀ずりのコラボレーション。
本物の蛙の鳴き声は、
青空球児・好児の“ゲロゲーロ”とは
明らかに違った。
さらに進むと、
メタセコイヤの森が目の前に広がる。
いまにも妖精が現れるかのような
神秘的な雰囲気。
私の大好きな古民家を
数多く保存・展示した、
“日本民家園”のスケールは見応えがある。
そのタイムスリップ感はハンパない。
さらに、本格的な設備を誇るプラネタリウム。
そしてその前の広場には、
なぜかSLマニア垂涎のD51が!
この他にも、4000株を超えるバラ苑や
“藤子・F・不二雄ミュージアム”まである。
そして、さらにこの森の奥には
私が一度訪れてみたかった
あの施設 があるのである…
~続く~
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「Tudor Lodge」
“Forest”
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メンズビギ マルイシティ横浜店 GMより
コチラも見てネ❗