2009/06/01
あれから色々なことがあった。
まだ見ぬウーパーのために水槽を設置し、ヤフオクの森で、良心的なウーパーブリーダーのたかちさんに出会い、はるばる福岡から4匹のウーパーを送ってもらった。
そうして、そのうち2匹は学校に置いて、生徒達の心を癒して貰おうと考えていた。
この良心的な計画の、どこに問題があろうか…。
しかし、世の中、想像もつかない出来事が起こるものである。
一昨日のこと、私がウーパーを買ったことを知らない実習助手のHさんから、ウーパーを10匹購入したという報告を受けて、私はひっくり返った。HさんはHさんで独自に行動していたとは、なんたることだ。
10匹Σ(・ω・ノ)ノ!w ?って、そんなに買って、これからどうするおつもりなんですか?
たった4匹のウーパーの共食いを怖れ、私は60cm水槽を2つに増やして2匹ずつに分けたばかりだった。すぐに行く末が心配でならなくなったものの、まあいい、生物室には水槽はたくさんあるから、総動員すれば当座は何とかなるだろう。
良く聞くと、買った個体はリューシステックとマーブルだという。
ほ、欲しい。どちらも私が持っていないカラーではないか(; ̄Д ̄)。
私は、ゴールデン2匹とアルビノを2匹持っている。当初の予定通り、一匹ずつ学校に献上して、その代わりにリューシステックとマーブルを1匹ずつ譲って貰えば、私はウーパールーパー4色を手に入れることになる。
それは、ちょっと嬉しいかも…(✿ฺ-ω-)ゥンゥン 。
そんな欲望に私の心はすぐに折れて、10匹をどうするかという問題はさておいて、ずうずうしく、ウーパーのトレードを依頼して快諾を得た。
そして今日の七時頃、まだ仕事中の私の携帯電話にHさんから連絡が入った。
ウーパーを手に入れたはいいが、自分は自転車だから、学校に運ぶのが大変だ、どうしようという内容だった。
私は、ウーパーを早く水槽に入れてあげないと、袋の中で酸素不足になったり、共食いをしたりして死ぬものもでるのでは不安で胸がいっぱいになり、Hさんと待ち合わせの場所を決めると、仕事を途中にして、一目散に車を走らせた。
Hさんは、待ち合わせの静岡テレビの入り口で、ウーパーの入ったビニール袋を抱きかかえて待っていた。傍らに自転車が置かれている。この自転車のカゴの中で、ウーパーはここまで運ばれていたのだ。
私は、マイカーにHさんと、Hさんの自転車と、ウーパールーパーを乗せて、学校に戻った。
これで一安心か…、と、思ったのだが、良く聞くと、どうもウーパーは10匹だけでなく、オマケをつけて貰ったようだΣ( ̄□ ̄ ||。
10匹でも多すぎなのに、いったい何匹のウーパーを余計に貰ったというのだろう…。
夜の理科室、同僚のH先生も巻き込んで、3人でウーパーを水槽に移すことになった。
私たちはウーパーを数えてみた。
1,2,…、…、
Hさんの想像では5匹オマケで15匹ではないかという説だったのだが、数えてみると17匹いるw( ̄Д ̄ w のぉぉぉぉぉぉぉ~!! 。きっと売れずに困っていたウーパー達を、ここぞとばかりに持たせてくれたのだろう。
こんなに貰って、どうしよう。一緒にしておいたら、脚をかじられたりするんだろうな。しかし、水槽の数には限りがある。
私ができるのは、そう、少しだけウーパーを頂いて帰ることだけだった。
そんな訳で、私の家の二つの水槽には、リューシステックとマーブルが1匹ずつ加わることとなったのである。
↑水槽Aに入ったリューシーステック。目が黒くてかわいい。
↑水槽Bに入ったマーブル。まだ慣れないのか三葉虫の化石のそばに隠れている。
それより、学校のウーパー達は、これからどうしよう。
しばらくは悩みの多い時間を過ごしそうだ。