『めまい』 ヒッチコック監督 (1958年) | そういえば・・・

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撮りだめしていた映画『めまい』を見る。

何かと映画評ではいつも上位にランク

される、サスペンス映画の古典。

 

ヒッチコック監督の最高傑作とも

言われたりするが、wikiで本人は

失敗作と言ってた、とある。どっち?

 

 

1958年というと昭和33年で戦後13年。

むこうの日常生活は随分と裕福である。

舞台はサンフランシスコ。戦災の影響

ナシのアメリカ、そしてアメリカが

一番輝いていた50'sである。

映画であることを差し引いても、なにか

贅沢(な日常)っぽい感じがします。

 

一方日本の同時期の映画というと

映画興行成績ランキングトップが

『忠臣蔵』(大映 4億1033万円)。

(この時代の4億円は凄すぎ、と

言っても過言ではない。日本国民が

大挙して映画館に押し掛けたのか)

 

どちらにしても映画が娯楽の中心

であったことは間違いはない。

 

 

ジェームズ・ステュアートとキム・

ノヴァクの主演。この時代らしく、

というかH監督らしく、金髪碧眼で

正統派の美男美女が主人公である。

 

ストーリーは省略。

 

 

いい映画ではあったが、二人が偶然

〝二度目“に出会うあたりから、

ストーリー展開が雑というか、大胆

というか、大味というか、そんな

感じになったのが否めない。

 

わたし的にはH監督作品をすべて見た

わけではなのだが『北北西』『裏窓』

の方が好きである。

以上