そういえば、年末に新潟・越後湯沢に行ってきました。
新幹線で降り立った越後湯沢駅前のバス停は雪もほとんどなく、
年末だというのに暖冬の影響かな?と思ったほどです。
今回の目的は温泉。ここからバスで30分くらい行ったところにある
清津峡の秘湯です。峠道を越え、路線バスで30分くらい走ったところで
バスを降車し、そこに旅館のマイクロバスが迎えに来てくれるというもの。
谷あいのため日影が多く、やっと雪が見えてきましたが、それでも豪雪地帯
の割には貧弱な雪景色で、ちょっとガッカリですが、まあこんなもんかと
思ったものです。
夕食を食事処でとっているときに、窓外には粒の細かそうな雪が降り始め、
『さすが雪国、雪の落ちてくるスピードが違うね』 なんて家内と暢気なことを
いっていたら、女将さんとおぼしき女性が「ほんとの雪降り(一晩1m級)は
もっと密度が濃い雪降りというか、向こう側が見えないくらいのものです」
翌朝は雪も止み、ガラリと景色は変わっていました。駐車場にとまっていた
車の上にも雪がどっさりと積り、雪の威力に圧倒された我々でした。
そうそう、温泉(清津館)は単純硫黄泉で透明な中にほのかに硫黄の香りが
する、良い温泉ですよ。