ここ数日、少しずつ進めているのが踏み込み温床づくり。

稲わらで囲った枠の中に様々な有機物を入れて踏み固め、水分を加えて微生物の活動を促します。

微生物が活動する際に出す熱を利用して、野菜の苗を育てる昔ながらの育苗方法です🌱

まずは落ち葉

次に米ぬか

稲ワラと、水を吸わせたクズ大豆

もみ殻

そして山羊の糞(夕方の作業で暗くてよく見えない)

これに特製の微生物培養液をかけて1セット、それを何層にも重ねたら温床の仕込み終了です。

その後数日かけて発熱が落ち着いてきたら、いよいよ種蒔き!
さぁ2024年の野菜づくり始まりますよー😊

そして鶏たちの行動にも変化の兆しが!

鶏の巣箱に新しいワラを入れたら、雄鶏がベッドを整え始めました。

交尾も始まったので、もうすぐ雌鶏が卵を産みそうです😉
寒い季節に産卵して孵化しても雛が寒さで死んでしまうので、暖かくならないと我が家の雌鶏たちは産卵してくれないのです。
今年の春は早そうです🌷

砂浴びを満喫する雌鶏さん
記録的な暖冬。
四季が当たり前じゃなくなりつつありますね😨

昨年夏の酷暑は冬の主力野菜である人参🥕に多大な被害をもたらしました。


収穫した物のうち約半分が割れたり、発芽に苦労して大きくなれなかったり…


根菜の人参は、我が家で一番フカフカで水はけが良い畑で育てているのですが、

昨年は、その水はけの良さが裏目に出る事になりました😰


人参栽培は発芽が最初の難関。

播種してから発芽が揃うまで、土の表面を乾かさないのが重要ポイントです。


数年前までは、発芽さえうまくいけば、

その後の管理は収穫まで間引き作業くらいで済んでいたのですが、

ここ数年は発芽が揃っても、あまりの酷暑&少雨で次々と枯れていく現象が続いています。


なんとか枯れないようにと毎日潅水したり遮光幕を張ったり、いろいろ工夫をしているのですが、

長い間雨が降らない所に、急に大雨が来たりするので、人参が急激に水を吸って一気に太り、

結果として表面がパカッと割れてしまうのです😣


今年は高畝をやめて平畝にし、遮光幕を準備して猛暑に備えようと思います。

そんな時に限って梅雨が明けないとかもありえるんですよね~


どうか普通の夏であってほしい〜🙏🙏🙏


人参ジュースは最高に美味しいけど、あまりにも割れた人参多すぎる。ヤギも食べ切れない~

こりゃ加工部門はじめるしかないかなぁ〜

今日は朝から久しぶりの雪景色


山形なのに雪がないことに慣れ過ぎて、ちょっと雪が積もったら外仕事をする気が萎えてしまいました😓


なので最初は大豆の選別作業からスタートです。


2月は味噌を仕込むお客様が増えるので、注文いただいた方に早くお届けするために一生懸命選別作業をしています💦



豆の選別を研修生としていたら、いろんな話題が出てきて楽しいです。

農業のこと
学校のこと
子育てのこと
地域のこと
社会のこと
自然のこと
そして、これからやりたい事…

あれもやりたい これもやりたい
妄想しまくりの大豆選別作業でした😅

夕方からは認定農業者の会総会&懇親会に参加。

これからどうやって農地を維持していくか
同じ集落の農家さんとも話しできたので、今後より具体的にすすめていきたいです。

農地が農家毎にまとまれば、有機栽培と慣行栽培の区分けもしやすくなり、有機栽培をしたい思いの就農希望者を受け入れしやすくなります😊

ここ大江町は本当にたくさんの作物が栽培できる地域。
果樹に注目されがちな山形ですが、有機栽培の米や野菜、果樹もやってみたい方を受け入れる土台づくりを頑張ってつくっていきますので、有機栽培での就農に興味もたれている方は、お気軽に大江町役場や私の所にご相談下さいね😉