こんにちは、西川口町はしもと歯科の岡崎です
夏が終わり秋になりだいぶ涼しくなりましたが昼間との温度差で
風邪をひいてしまいそうな毎日を送っております
夏に比べるとマスクをしても暑い!と思う事が少なくなりましたが患者さんからマスクをしている影響か口臭が気になる。という声をよく聴きますので口臭についてまとめてみます
口臭にも色々な原因がありますが、不快な口臭のほとんどは
剥がれおちた粘膜のカスや唾液、食物のカスなどに含まれるタンパク質が、口の中にいる細菌により分解・発酵される過程で出るガスによる物です。ガスには主に次のような種類があります。
- メチルメルカプタン :たまねぎが腐ったようなニオイ
- 硫化水素 :卵が腐ったようなニオイ
- ジメチルサルファイド :キャベツが腐ったようなニオイ
簡単にまとめると生ゴミの腐ったような臭いになります
そして、口臭の原因として案外知られているようでいないのが
舌苔(ぜったい)というものです
舌苔はその名の通り『舌の上についた苔』の事で、舌に付着した白っぽい汚れで、口臭を引き起こす細菌やタンパク質を多量に含んでいます。
では、口臭を抑えるために何をすればよいのか
それは口腔内を出来る限り清潔に保つ事です
毎日の歯磨きはもちろんのこと、ここに歯間の清掃と、
舌の上の汚れを落とす事を追加してみてください。
歯ブラシだけで汚れを落とすだけでは古い汚れが多く溜まりやすい歯と歯の間のケアは難しいので糸ようじなどを使用する事をオススメします
舌のケアは専用のブラシなどを用いて柔らかくケアをしてあげる事、あまり強く磨いてしまうと粘膜なので傷になってしまいます
口臭の原因は多くあり、口腔ケアだけでは全て取り除けない所もありますが、日々の生活の中でご自身でできる予防法の1つなので是非皆さま実践してみてください