いよいよ始まりました。
令和の時代が始まりました。

和らぎの国に住まう私たちは、
時の歩みを一歩進めました。

昭かなる和を経て、
平けく成り、
令なる和の世界へ。

それはあたかも、
ホップ(1=ひ)、
ステップ(2=ふ)
ジャンプ(3=み)
の三段跳びであるかのごとく。

日、陽に護られ、
霊(ひ)から生まれた尊い命である私たちが、
分かれ、分かれて分(ふ)となりて、
肉体という実・身(み)をつけ、
この世界にやってきた、
そのことを受け止め、知り、
それを生きる時代がやってきました。

これは語感のよいフワッとした
スピリチュアルから一歩進んで、
存在の本質に立脚した、
スピリチュアリティ(霊性)そのものを、
磨いていく、霊性の時代が、
時満ちて花開いていく、
ということでもあります。

定住を始めた農業革命、
産業が勃興した産業革命、
産業の質が変わった情報革命を経て、
いよいよ、
一人ひとりの内からカミを見出す、
意識革命の時代へと、
歴史のコマが進んできたのです。

令和という元号をいただいた今、
己の内にある神性、仏性、真心を磨き、
その地平から世界を見渡し、生きる時代。

それが令(よし)なる和の時代、
令和の時代であるといえましょう。
Beautiful Harmony、令和。

令の語源は、天意のままに生きるということ。

その天意は、どこか遠くにあるのではなく、
誰かや何かにすがるのではなく、
たった今、この瞬間に、
己の内にあります。

この内なる「令」と「和」して生きる時代、
これが集合的無意識が同意した、
「令和」を受け入れた深意となります。

この美しくも力強い元号に護られて、
生きることの幸せを想い、
一人ひとりがスッと立ちながら、
令なる(麗しい)時代を創っていきましょう。

さて、この目出度い令和を、
そのまま寿ぐ祝詞を御紹介いたします。

後半には、意訳もあります。
ぜひ、言祝いでいただけましたら、
嬉しく思います。

よければ、下記のYouTube、
「雅楽」の君が代を流しながら、
朗々と唱えられるとより心地よいかと存じます。



また、この言霊の絵画も描きましたので、
こちらもご覧になって言祝いでいただけたら、
イメージがつきやすいかと思います。

image

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「日の本開闢—黎明令和の天つ風」

日の本開けたり 令和なる 令なす言の葉 神ながら
修り固めし 命と成りて 天降りましけむ 五百万
いざいざ往かむ たま振りて 國は常立つ 弥勒の世

●読み方 
ひのもとあけたり れいわなる よしなすことのは かんながら 
つくりかためし みこととなりて あもりましけむ いおよろず 
いざいざゆかん たまふりて くにはとこたつ みろくのよ

●現代語意訳  
ひのもとの世が明けました。

それは、令和の時代から始まりました。 

大いなる御心に従って、
令(よ)き言の葉に護られ、
明るく素直に生きましょう。

あなたがここに来た理由(わけ)は、
御心の想いを、あなたさまへと託したからです。

それは、この素晴らしき世界が、
さらに素晴らしきものになるよう、
つくり固め成せ、
という天の願いでございます。

それであなたは、喜びいさんで
命(みこと=肉体を持った神)となり、
大勢の仲間たちと一緒に、
天から降り立って命名を授かり、
今のあなたへとなっていったのです。

さぁ、進んでまいりましょう。

時は、満ちました。

みたまをふるわせ朗々と、
志と共に歩んでいきましょう。

そうすれば、必ずや、
あなたも国もとこしえに栄え、
ますます豊かになっていく
理想郷があらわれることになるでしょう。

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これらの言の葉は、令和の元号発表を受けた
翌日の朝、目が覚めると内奥から飛び出してきた、
(というかいつのまにか出来ていた)
言霊たちです。

ちなみに、言祝ぎの中にある「いおよろず」ですが、
こちらは、「たくさんの」とか、「数えきれないほどの」という
意味合いがあります。

漢字にすると五百万。

これは、私たちが語る日本語「五十音」とも重なります。
こうして私たちは、
暮らしそのものを祈り(意宣り)として、
佳き言葉を語り、事と場(事場)を、
調えていきましょう、
という意味あいもあるということです。

尚、こちらの祝詞(言霊)が入っている本—、
三日間で一気に綴った書が、
異例のスピードで令和元年に発売となりましたので、
ぜひ、お読みいただけると幸いです。

「令和の時代が始まりました!」
—日の本開闢と龍体文字—
   はせくらみゆき(文・絵)
   森美智代(龍体文字)
5月6日までAmazonキャンペーンもございます。
特典音声もありますので、どうぞご活用ください。
http://tokuma-sp.moo.jp/reiwa_ryutai/op/

そして、この本に関して、お願いがあります。
もし読まれた方で、何か感じ入るものがありましたら、
この本を、あなたの大切な方にお勧めしてほしいのです。
あるいは、とても大事な方には
差し上げてもいいかもしれません。

こんなことをいうと、ただ売りたいからでしょ、
と思われるかもしれませんが、
誤解を恐れず言うと、

本の中には、私たち皆があまねく持っている、
ミナカ意識(本書ではゼロポイントフィールド)から、
表面の私たちに、今、どうしても伝えておきたい、
メッセージが込められていると感じて仕方ありませんので、
それを素直に分かち合いたいと思うこと、

そして、そこに込められている真意を
汲み取り、それぞれの中で
醸成し、暮らしの中で活用していただけたらと思います。

そのため、このようなお願いの仕方に
なってしまいますことをお許しください。

さて、いよいよ始まりました「令和」の時代、
繰り返し内なる叡智から響くのは、

「覚悟」です。

おそらくいろいろなことがあるかと思います。
すでに地球は変動期へと突入しておりますし、
社会情勢も刻々と変化している昨今です。

これから起こるであろう大変動の時代に際し、
あらゆることを圧倒的な陽の気で向かい入れ、
凛として立ち、朗々と歩んでいきたいと思います。

そして令和時代の新3K…、
寄り添う心…「共感」、
時を超えて…「共時(性)」、
あなたも私も皆共に…「共有」、
と共に、最高の令和を創っていくことを意図します。

和して結びて、令(よし)成りて、
黎明(令命)の夜明けが始まりです。

        
        令和元年五月一日
        はせくらみゆき 拝