大湯鉄道物語 大湯鉄道 鬼瀬停留所(鬼瀬駅) | 由布市商工会 挾間支所のブログ

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大湯鉄道物語 鬼瀬停留所

大湯鉄道 鬼瀬停留所(鬼瀬駅)

大正4年10月30日、大分ー湯平間に鉄道敷設を目指した大湯鉄道が、大分市駅ー小野屋停車場間で開通

鬼瀬停留所も写真の場所に開設されます。

ホームも駅舎もありません
目印となる枕木が立てられただけの駅です
切符売りの職員は、各停留所の近くの地元民から採用されたようです

位置は、現在の国道210号線の上となります
昔から変わらない位置に愛宕(あたご)様の祠があり、その前でした

鬼瀬にはかつての軌道跡も道路として残っています
鬼瀬の軌道跡

鬼瀬停留所は、大正11年12月1日鉄道省買収とともに廃止されますが
大正14年地元の陳情により復活します
そのとき、現在地に再設置されました

大湯鉄道物語 1969年鬼瀬駅
撮影 榊原茂典 氏
1969年2月
写真の駅舎は大正14年設置の鬼瀬駅です

かつての大湯鉄道の櫟木停留所
賀来小中学校そば森の木停留所
大湯鉄道向之原駅の駅舎跡
国鉄大湯線湯平停車場
大湯鉄道、平横瀬停留所
出世駅、大湯鉄道 永興停留所(国鉄 旧南大分駅)
大分駅前大分市駅

情報提供 川野昭一様
資料協力 榊原茂典様
地元でもなかなか残っていない鬼瀬駅の貴重な写真です
ご協力感謝申し上げます

久大線鬼瀬駅を出発した蒸気機関車 久大線挾間区間を走る蒸気機関車