由布市庄内町の、庄内町史に大分川の水運の記録を見つけました。
庄内町櫟木、櫟木ダム横にあるオダニ橋の記録に見ることができます。

このオダニ橋は、嘉永元年(1848年)9月に掛けられた橋です。
西庄内地区および阿南地区の年貢米を、府内城下へ運ぶ橋だったそうです。
馬の背に米俵を乗せ、この橋を渡って挾間町向原まで運び、そこで船に積んで府内へ至った。
大分川の水上輸送手段として、向原から舟が出ていた記録です。
■阿南橋とオダニ橋
江戸時代から明治時代の湯之平往還道にあり、明治28年すぐ横に阿南橋ができました。
大正時代には、これが佐賀県道になります。
現在はそれらを見下ろす位置に国道210号線の櫟木橋がかかっています。
●阿南2橋とともにある歴史 大湯鉄道 旧櫟木停留所

より大きな地図で オダニ橋 を表示