※今日書く内容はスピリチュアルというかちょっと不思議なお話です。

 

「そうゆうの苦手…」という方は読み飛ばしても構いませんよニコニコ

 

あじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさいあじさい

 

赤城さんとお別れした後、私はすっかり意気消沈していました。

 

自分で決めた別れとはいえ、赤城さんのことを思い出すたびに苦しくて辛くて…汗

 

失恋の痛みからなかなか立ち直れず、悲しみに打ちひしがれていました悲しい

 

もうこれ以上の人には出会えない…

 

「一生独身」でいることが自分の運命なのかもしれない…

 

失意の中、そう考えては1人部屋で泣いていました。

 

そんなある日の夜。

 

ベッドに横たわった私は、目を閉じてもなかなか寝付けずにいましたふとん1

 

どうしてこんなに辛い事ばかり起きるんだろう…

 

これまでの人生を振り返り、悲しみにくれていたその時です。

 

不思議なことが起こりました。

 

目を閉じているのに、まぶたの裏側に光が見えたんですキラキラ

 

それはカメラのフラッシュのような閃光でした雷

 

 

それと同時に、私は確かにある「声」を聞いたのです。

 

「大丈夫。全てはうまくいく」

 

その「声」は私を励ますようにささやきました。

 

上手く説明できないのですが、この声は耳で聞いたんじゃなくて、自分の胸の中心から響いてきた感じなんです。

 

最初は空耳かと思いましたが、それ以降も度々同じような現象が起きました。

 

私が目を閉じてベッドに横になると、フラッシュの光とともにあの「声」が聞こえるんですスター

 

私しかいない部屋で誰かの声が聞こえるなんて、「心霊現象じゃない?」と思いますよねおばけ

 

でも不思議なことに「怖い」とか「気持ち悪い」という感じが全くなかったんです。

 

それから半年ほど経った頃、以前より鋭い光とともにあの「声」が聞こえました。

 

「もうすぐだ」

 

それ以降、この声を聞くことはありませんでした。

 

この時の私には何が「もうすぐ」なのかは分かりませんでしたが…あせる

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

そして同じ時期にもうひとつ不思議なことが起きました。

 

それは「ゾロ目の数字をよく見かけるようになったこと」です。

 

特に「1111」

 

これは頻繁に目にしていました。

 

車のナンバープレート、デジタル時計、職場の書類、電話番号、街のポスター…

 

最初は単なる偶然かと思いましたが、あまりにもよく見るので、

 

これには何か意味があるのでは?

 

インターネットで検索してみたんです。

 

調べたところ、この数字の羅列は「エンジェルナンバー」というらしく、

 

私が見た「1111は、

 

「あなたの願いがもうすぐ叶うでしょう」

 

という意味だと書いてありました飛び出すハート

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

世の中には目に見えない大きな存在がいて、時々不思議な現象を起こします。

 

その「サイン」に気づくか気づかないかは自分次第ですが…

 

大抵の場合、後でその意味を知ることになるようですビックリマーク

 

私にも「夫との出会いを示唆する不思議な前兆」があったことをここに記しておきますニコニコ

 

7月7日は私たち夫婦の結婚記念日でしたニコニコ

 

そうなんです。私たち七夕婚なんです~スター

 

とは言え7日は平日。

 

二人とも仕事で帰宅が遅くなったので、おうちで簡単な夕食とビールで乾杯しただけでした。

 

なので、週末「何か美味しいものを食べに行こう!」ということになり、

 

前から気になっていた創作和食屋さんへ行ってきましたキラキラ

 

 

お店ご自慢の海鮮丼です上矢印

 

新鮮なお刺身が5種類とウニまで乗ってましたラブ

 

そして、奥に見えるのはお刺身サラダなのですが、拡大してみると…

 

 

野菜が少ないで、サラダというより「お刺身盛り合わせ🐟季節の野菜添え」という感じでしたあせる

 

私たちは魚介類が好きなので満足でしたが…おねがい

 

お醤油とバルサミコ酢を合わせたソースがサッパリしていて美味しかったです音譜

 

 

こちらはチキンのパリパリ焼き上矢印

 

黒コショウたっぷりのチキンにマスタードソースが絡み、

 

「これ、絶対ビールに合うやつだ!」

 

一口食べて夫が言いました生ビール

 

確かにそうですねビックリマークビールがすすみました爆笑

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

「何か記念になるものがほしいな」とお気に入りの雑貨屋さんへ立ち寄り、

 

可愛い食器を見つけたので購入しましたニコニコ

 

 

鍋用の取り皿(『とんすい』っていうんでしたっけ?)とレンゲのセットです三毛猫

 

私たちは寒い時期に鍋を食べることが多いので、この食器は使用頻度が高くなるでしょうね。

 

一応、白猫オッドアイ猫が私用黒猫黒猫を夫用にする予定ですラブラブ

 

夏が始まったばかりなのに、もう冬用の食器を買うなんて気が早いですよね笑

 

8月の君の誕生日

半袖と長袖のシャツを

プレゼントしたのは

今年の冬もそれからもずっと

僕らが

一緒に過ごせる為の

おまじない

 

槇原敬之さん『冬が始まるよ』の歌詞を思い出しました音譜

 

この歌詞みたいに…

 

「これからもずっと夫と仲良く暮らせますように…」と、

 

この食器におまじないをかけて大切に使いたいと思いますお願い

 

 

赤城さんとの交際が深まるにつれて、私は以前よりも自由にのびのびと生きられるようになりましたお願い

 

赤城さんは私の未熟な部分や欠点も含めて、まるごと受け入れてくれます。

 

たくさん褒めてくれますし、惜しみなく愛情を与えてくれます。

 

赤城さんと一緒にいると幸福度が増し、私自身が良い意味で変わりましたスター

 

 

特に感謝していることは、自己肯定感が上がったことです。

 

ありのままの自分が好きになり、自分に自信がもてるようになりました。

 

最高のパートナーとは、自己肯定感を高めてくれる人かも・・・

 

これが今まで色んな経験をしてきた私が出した答えです照れ

 

自己肯定感が高まると全てがうまく回りだし、人生がどんどん好転していくように感じましたラブラブ

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

赤城さんの家に私の物がどんどん増えていき、気付けば半同棲状態になっていました。

 

合鍵をもらっていたので、仕事が終わったら赤城さんの家に行って夕食を作り、

 

そのまま泊まって赤城さんの家から出勤することも多かったです飛び出すハート

 

2人で過ごす時間が長くなると生活習慣の違いに気づいたり、新たな発見があって面白かったですね音譜

 

時々、意見のぶつかり合いもありましたが、ちゃんと後で仲直りしましたニコニコ

 

『結婚』ってこんな感じかな・・・

 

赤城さんと生活していく中で、私は『結婚』について具体的にイメージできるようになりましたドキドキ

 

 

そして交際が1年を経過した頃。

 

交際当初から「この人と結婚したい!」と強く思っていた私は、

 

「そろそろ私たちの将来について話さない?」

 

思い切って赤城さんに言ってみました。

 

ところが、残念なことに赤城さんの反応は今一つで・・・あせる

 

「俺は、このままみどりと楽しく暮らせればそれでいいよ」

 

そう言って微笑んだだけで、私が期待していた『結婚』の2文字は出てこなかったんですショック

 

赤城さんは過去に離婚したことがありますハートブレイク

 

その時の経験から色々学んだのでしょう。

 

結婚についてとても慎重でした汗

 

どうしても結婚したい私と、結婚に消極的な赤城さん

 

この頃から2人の関係がギクシャクしていき、気持ちがすれ違い始め・・・

 

最終的にお別れすることになりました泣

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

今になって思うのですが・・・

 

赤城さんは私の「性的トラウマ」を克服させるために、

 

また「結婚とはどういうものなのか」私に具体的にイメージさせるために、

 

私の前に現れたのかもしれません。

 

なぜなら・・・、赤城さんとお別れした半年後に、

 

夫と出会ったからですニコニコ




週末、お泊りの準備をした私は赤城さんの家へ向かいました。

 

初めて訪れた赤城さんの家は、日当たりが良く小さな庭があり本当に素敵でしたキラキラ

 

5年前まで家族が一緒に住んでいたとは思えないほど、家の中は綺麗に片付いていました。

 

「離婚してから家に女性を入れたのは、みどりが初めてだよ」

 

物珍しげに見て回る私に、赤城さんが照れくさそうに言いました。

 

それから2人で一緒に夕食を作り食卓を囲みましたナイフとフォーク

 

ワインを飲んでいた赤城さんは上機嫌で、たくさん笑って本当に楽しそうで…。

 

どうしてもこの雰囲気を壊したくなかった私は、とてもじゃないけど『告白』できませんでした悲しい

 

 

でも、ちゃんと伝えなきゃ…

 

夕食の後片付けをしながら心を落ち着かせた私は、ソファーでテレビを観ていた赤城さんの隣に座り、思い切って口を開きました。

 

「赤城さん。私…、まだ赤城さんに話してないことがあるの」

 

赤城さんは私の声のトーンから「これは深刻な話だな」と察したのでしょう。

 

テレビから視線をそらすと、真っ直ぐ私に向き直りました。

 

「何?何でも話して」

 

そう言われて緊張がほぐれた私は、ゆっくり言葉を続けました。

 

「実は私ね…、32歳の時に子宮筋腫が見つかって…。

 

筋腫の摘出手術を受けたの。

 

それでね…、開腹手術だったから…。

 

お腹に…大きな傷があるの…」

 

とうとう言ってしまった…

 

本当はもっと話したいことがあったのに、この時点で感情が高ぶった私は、涙があふれて止まらなくなってしまいましたえーん

 

 

ただうつむいて泣く私の前に、赤城さんの腕が伸びてきたかと思うと、

 

「もう何も言わなくていいから」

 

そのままギュッと抱きしめてくれました。

 

「大丈夫だから。全部受け止めるから。安心して」

 

そして子供にするように私の頭をなでながら、初めて言葉で思いを伝えてくれたのです。

 

「みどり、愛してる」

 

赤城さんが私を受け入れてくれた…

 

その真実は大きな喜びとなって私を包み、私は全身の力が抜けてしまいました絶望

 

そして赤城さんに体を預けたまま、子供のように泣きじゃくったのです泣

 

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

 

私がこんな状態だったので、


その日の夜は何もありませんでした。

 

(というか、お互い気が動転してそれどころじゃなかったかも…あせる

 

寝室へ行ってからも、赤城さんはずっと私を抱きしめてくれました。

 

夜中に目覚めても赤城さんが隣にいるので、私は安心して眠ることができましたふとん1

 

そのまま朝を迎えて…晴れ

 

どちらともなく自然にそんな雰囲気になり、ようやく私たちは結ばれました飛び出すハート

 

赤城さんは優しかったですドキドキ 


本当に優しかったですラブラブ

 

身も心もゆだねられる人に出会えた私は、幸せをかみしめていましたおねがい

 

そして、気づいたんです。

 

この世で一番大切なものは『愛』以外ないと。

 

もしかしたら、私たちはみんな『愛』を学ぶために生まれてきたのかもしれないと。

 

 

⑤へ続きますクローバー

 

赤城さんが食事に誘ってくれたので、約1か月ぶりに会うことができました。

 

待ち合わせ場所で赤城さんの顔を見た瞬間、ずっと会えなかった寂しさが消えさり、

 

自分の胸がただ幸せで満たされていくのを感じましたラブ

 

赤城さんは以前私が「和食が好き」と言ったことを覚えていたらしく、

 

お洒落な和食屋さんを予約していて、更に出張先で買ったおみやげまで用意してくれてました。

 

「俺の都合で会えなくて申し訳ないと思ってました。

 

でも、みどりさんのことはずっと気にしてました」

 

真っ直ぐに私を見つめる赤城さんの目は誠実そのもので、私はますます惹かれていきました飛び出すハート

 

 

それから週末ごとに会うようになり、ある日一緒に飲みに行った帰り道で、

 

「みどりさん、俺で良かったら付き合って下さい」

 

ついに赤城さんに交際を申し込まれたんです音譜

 

この時は体が震えるほど嬉しかったですおねがい

 

ようやく私の人生に春が来た!

 

今まで苦労してきたけど、これからはきっと良いことが起こるはず!

 

バラ色の未来が見えた気がしましたラブラブ

 

ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

赤城さんとの交際は順調でした。

 

電話で赤城さんの声を聞くたび、優しい笑顔を見るたびに、真っ暗だった私の心に光が広がっていくようでしたキラキラ

 

そんなある日。

 

「みどり。週末、俺の家に泊まりにおいでよ」

 

赤城さんから誘われたのです。

 

笑顔で頷いた私ですが、本当は「ついにきたか…」という心境でした。

 

赤城さんとお付き合いするようになってから、「いつかこんな日がくる」とは思っていましたが…。

 

いざ『その時』を前にすると尻込みするものですねショボーン

 

 

この時、私はまだ赤城さんに過去に子宮筋腫摘出手術を受けたことも、お腹に手術跡があることも話してませんでした。

 

本当に本当に大好きな人だから、

 

「正直に話したら嫌われる」という思いが強く、

 

「もし赤城さんが私から離れていったら…」


想像するだけで怖かったんです悲しい

 

でも、交際が深まる以上、性交渉は避けて通れないですよね。

 

私はかなり薄くなったとは言え、まだはっきり残るお腹の傷を見つめました。

 

週末、赤城さんの家に行ったら正直に話そう。

 

本当は赤城さんに受け入れてもらいたい…

 

でも、もし受け入れてもらえなかったら…?

 

その時は仕方ないよね。

 

こんなに好きな人に出会えたんだもの。

 

もう何があっても後悔しない!

 

私は覚悟を決めました。

 

 

④に続きますクローバー