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いよいよ今年も残り2ヶ月…。
実に早いですね。
今年は特に良い年になりそうです。
今まで多忙過ぎて自分の時間など無かったのですが、今年は珍しく色んなステキな場所にも行けたし、息抜きも出来ました。
仕事の方も、相変わらず沢山の婚活者の応援に追われて超多忙で充実致しております。
まさしく、うちのネコの手も借りたいほどですが、相変わらずエサの時間しか手を貸してはくれません(笑)
さて…今日は、先日新聞記事から見つけたステキな奥さんの話にお付き合い下さい。
私が秘かにファンである「くらしの作文」と云うコラムです。
全文記載します。
題名は「幸せの形」
幸せの形
長年、週末に会社の先輩とテニスをする事が夫の唯一の愉しみだった。
だが、その先輩が他県に転勤になり、出来なくなってしまった。
それを不憫に思った私は、夫とテニスをやろうと思い立ち、40歳を過ぎてから初めてラケットを握った。
しかし学生時代にもほとんど運動をした事が無い私は、打ち返す事すら出来なかった。
夫のがっかりする顔…。
そこで私は、昨年8月からテニススクールに入会し、初心者クラスに通い続けた。
同時にテニスサークルにも入り、テニスの腕を上げていった。
あれから1年。
今では私が自分でテニスサークルを立ち上げ、幹事としてサークルを切り盛りしている。
メンバーは20名ほどになり、週末は皆でテニスをしている。
テニスをする事でストレスを発散してきた夫。
最近は表情が生き生きしているようになった。
そんな夫の顔を見ているだけで、私はとても幸せな気持ちになれた。
このような幸せは、お金では買う事が出来ない。
さあ、今日も夫と一緒にテニスに行かなくちゃ。
たくさんのボールが入った重たいバッグを持つ夫の顔は、今日も輝いている。
…如何でしょうか。
43歳の奥様Yサンの作だ。
優秀なうちの読者の皆様はどうお感じになられたろうか。
私は、男のエゴかも知れんが、こんな健気で思いやりのある素晴らしい女性も居るのだとダンナが羨ましくもあり、幸せ夫婦とは何ぞやと考えさせられた。
決してムズカシイ言葉は用いず、相手の事を思いやりながら自分の出来る事に努力する。
シンプルイズベストの凄味を感じるのだ。
ましてや自分の範疇を越えた未知の部分の挑戦を相手の為に実行する。
出来そうでなかなか出来る事では無いように思うのだ。
奥様が出来た人なのは間違い無いが、旦那様の器量が大きいのも容易に想像つく。
旦那様も愛されるに値する器量なのであろう。
奥様は比喩すれば、愛され妻の典型的な人だ。
しかし…同じ趣味を持つ…。
素晴らしい事だ。
これは夫婦として実に幸せな事かと思うのだが、しかしこんな夫婦は意外に少ないのと違いますか。
「ダンナの趣味なんて理解出来ん」
「妻の事になど興味無し」
こんな夫婦はよく聞くが、これではつまらん(笑)
一緒の趣味は持つ必要は無いのかも知らん。
けれども、相手を理解する努力と、相手の為に自分が何が出来るだろうと考え、実践する事こそが知的夫婦の第一歩なのではあるまいか。
時々知的夫婦などと耳にするが、私に云わせれば学歴などは関係無い。
「夫婦の軌道修正をしながら、相手を思い、努力して、お互いがやさしい言葉を投げかける事が出来てこそ、初めて知的夫婦」だと私は思うのだ。
相手の為に努力する…これこそが「やさしさ」要は「思いやり」であると私は思う。
これの積み重ねこそが夫婦の絆と信頼感、さらに云えば深い愛情に繋がっていくのではあるまいか。
今回の素晴らしい奥様の手記を読ませて頂いての私の感想である。
こんな奥様も居るのだから世の中捨てたモンじゃない。
世の中にステキな夫婦が少しでも増えて欲しいと願うばかりである。
夫婦にとっての良い言葉が凝縮されている。
実に云い得て妙である。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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