アスペルガーとADHDをもつ私の、自覚している特性 | たこぼうずのブログ

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元保育園園長の
コンビニ店員兼
蕎麦屋従業員です。

日々考えていることを、
綴っています。

アメブロは12年目です。

私はアスペルガーとADHDをもっています。

久しぶりに、
担当医に勧めていただいた、
2冊の本を読みました。


本が苦手な自分でも、
この2冊はスッと理解ができました。

自身の発達障害については、
「ほいくらいふ」さんで
コラムを書いています。

改めて振り返ると、
「一般的に特性上向いていないとされる仕事」
ばかり自分はやってきたことに気付きます。

管理職、ウェイター、コンビニ、単純作業、
ガヤガヤした雰囲気、
抽象的なことが多い環境、
雑談やコミュニケーションの多い環境。

と同時に、
「向いているとされる仕事」に
どうすれば就けるのかは、
未だによく分かりません。

「保育の道へ歩み出した」時点で、
もう歩む方向が間違っていたと言えば、
そうなのかもしれません。

自分で言うのも変かもしれませんが、
とにかく私は「努力」の人間なので、
ひたすら努力してきました。

だからこそ、
保育の仕事を続けていて、
なんとか家庭を養っていける
社会的な評価や報酬をいただけるように
なっているのだと思います。

ただ、
「自分に合った仕事」というものも、
人生の中で経験してみたいです。


じっくり本を読み直してみると、
5年前とは視点が変わっていることにも
気付きます。

特に私は、
基本的な学習能力がありません。
繰り上がり、繰り下がりの計算、
時間の計算、
文章問題の理解は、
かなり厳しいものがあります。

これも努力と工夫でカバーしていますが、
発達障害の特性の1つだったのかと
知りました。


それから、
「定物定位」に関しては、
かなり強いこだわりがあるようです。

少しでも物の位置がずれていると、
すぐに気付きますし、
気になります。

定物定位は、
よい仕事をする上での基本だとも
思うわけですが、
思ったほど定物定位を
必要性をもって実践している方は
それほど多くない印象を受けています。


単純記憶については、
かなりあると思います。
短期記憶は極端になく、
物忘れは激しいですが、
人と話した内容は正確に覚えています。
2歳頃からの記憶も鮮明にあります。


妻によく言われるのは、
「多動性」です。
とにかく落ち着きがなく、
じっとしていられません。

多動性に加え、
衝動性の気質も結構あると思います。

だから、
「行動力」はあるほうだと思いますが、
ムラがかなり大きいです。
行動する時と
行動しない時の差が激しいです。

メモ帳よりも、
スマホのメモ機能が合っている
ということも、
なるほどと思いました。

紙媒体はメモ帳そのものをなくしてしまう。

私のスマホのメモ帳は、
メモでぎっしりです。


あと最も強く出ている特性は、
「ガヤガヤした雰囲気が苦手」
「3人以上の雑談が苦手」
というところです。

これは本当にダメです。

「ガヤガヤした雰囲気での、3人以上の雑談」
とか、発狂します。

要は「パーティー」や「くだけた会」が、
苦手です。

結婚式や飲み会は、
私はもう参加しないことにしています。

申し訳なく思うこともありますが、
結婚式や飲み会は全て欠席しています。

コロナ禍になり、
「パーティー」や「くだけた会」が
激減したのは、
とても生きやすくなりました。


特性上「向いている」仕事をしたら、
人生はどうなるのだろう。

本当に向き不向きで考えたら、
自分は結婚しても
家族と同居していないと思います。

そのあたりは、
まだバランスをとって生活していますが、
家族で同居することも
永久に続くとは限らないかもなと
最近よく思います。