『養生訓』 小児の薬量(巻七16) | 春月の『ちょこっと健康術』

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体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「小児の薬は、一服五分から一匁までである。これもまた、子どもの身体の大小をはかって、増減すればよい。」


「利薬の分量」「補薬の分量」「婦人の薬量」 ときて、子どもの薬量です。益軒先生にぬかりはありません。一服五分~一匁ですから、1.875~3.75gということになります。その中でも、利薬は多めの範囲内で、補薬は少なめの範囲内ということになるでしょうか。


薬の分量だけでなく、子どもに使える処方(方剤) も限定されます。アロマセラピーで使えるアロマオイルが限定されるのと同じですね。それは、子どもの身体が小さいということもそうですが、子どもの身体は不安定 でもあるからですね。


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


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椿と山茶花のかけ合わせを春山茶花というそうですが、↑はそれかしら?