おはようございます
先日「人生、思わぬ展開があるもんだ」 を書いて、今の仕事の原点回帰というか、初心を思い出しました。リフレクソロジーの資格をとったばかりのころ、目の前に人の足があるとほぼ無意識に手が伸びていたもんです。座敷で車座なんかになってると、決まって誰かしらの足をもんでましたから。もちろん、知ってる人のですよ。知らない人の足じゃ、ただの怪しいおばさんですから(笑)。
足が教えてくれることはどんなことなのか、当時は理論では知っていても、まだまだ実感とはほど遠かったですから。とにかく興味津々、知りたくて知りたくて。師匠から言われた「1000人の足をもんだら、見えてくるよ。」との言葉に、せっかちに早く1000人にならないかと、夢中だったんですね。
リフレクソロジーの歴史は、「リフレクソロジーと足ツボ その違いは?」 でご紹介しています。そこにも書いたとおり、リフレクソロジーのもとになったのは、鍼灸や漢方の東洋医学で使う経絡だと、私自身は思っています。とすれば、リフレクソロジーも実に奥が深いはず。
これからリフレクソロジーの事例を、体験の中から、おいおい記事にしていこうと思います。日本ではリラクゼーション・ツールとしての認識が高いけれど、本当はそうじゃない。足はいろんなことを教えてくれるんですよ。もちろん、リラクゼーション・ツールとしてもかなりなものですけどね。
第1回目の今日は、目の話。目の反射区は「目の疲れに足ツボもみ」 でご紹介していますので、そちらをご参照くださいね。
ある50代の男性でした。目の反射区を指ではさんだ程度でも痛みが走って、あやうくけとばされるかというくらいの大騒ぎ。しかも両足とも。ふつうはもんでいるうちに痛みも薄れて、こりのようなものも取れてくるんですが、これがいつまでも痛いし、こりもなかなか取れない。そんな状態でした。
コンピュータ・ゲームの好きな方なので、「ゲームのやりすぎじゃないですか」なんてことを最初のうちは言ってたんですが、どうもそうじゃないらしい。3回目のときに、念のためにと、眼科で検査を受けていただくよう申し上げました。そうしたら、緑内障の初期だったんです。
緑内障がどういう病気かについては、専門家に聞くほうが早い。ということで、アイ・クリア先生 のこちらの記事→「アラフォー過ぎたら要注意!」 をお読みくださいね。欠けてしまった視野は戻らないそうなので、早く発見して早く手当てする必要があります。40歳過ぎたら、定期的にチェックしたほうがよさそうです。
眼精疲労であれば、反射区をもんでいるうちに痛みはなくなります。緑内障のような症状があると痛みは強いかもしれませんが、ちょっとだけがまんしてもんでおけば、進行を抑えることに貢献できるはずです。地道に毎日、20~30秒でOKです。目の反射区をもんでくださいね。合谷 のツボ押しも合わせてどうぞ。
一天一笑、今日もいい1日にしましょう。
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