『養生訓』 酒を飲む時(巻四46) | 春月の『ちょこっと健康術』

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体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

「およそ酒は、ただ朝夕の食後に飲むべきである。昼と夜と、空腹な時に飲んではいけない。みな害になる。朝の空腹時に飲むのは、ことさらに脾胃を悪くする。」


酒は食後に、ということです。悪酔いしないように、また飲み過ぎないようにするためでもあるのでしょうね。昼と夜とが空腹時になるということは、江戸時代の食事は、やはり朝夕の2食だったんですね。


お酒に対する益軒先生の考え方は、「酒は天の美禄」 をみていただくとわかります。当然のことながら「大酒の戒め」 があり、「酒のすすめ方」 にも益軒流の理論がありました。


『養生訓』の原文はこちらでどうぞ→学校法人中村学園 『貝原益軒:養生訓ディジタル版』


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