歯と歯茎のケアに使えるツボ | 春月の『ちょこっと健康術』

春月の『ちょこっと健康術』

おてがるに、かんたんに、てまひまかけずにできる。そんな春月流の「ちょこっと健康術」。
体験して「いい!」というものを中心にご紹介します。
「いいかも?」というものをお持ち帰りくださいませ。

昨日のリフレクソロジーの反射区に加えて、今日ははりきゅうのツボをご紹介しておきましょう。


春月のちょこっと健康術-合谷


春月のちょこっと健康術-足三里


下の歯ならば手(上の図)の赤●のツボ合谷 、上の歯ならば足(下の図)の赤●のツボ足三里 です。リフレクソロジーの反射区(足ツボ)では左右逆転しますが、はりきゅうのツボは、右側の歯は右手・右足、左側の歯は左手・左足になります。


合谷は、手の甲側、親指と人差し指の中手骨の間で、人差し指寄りにある大腸の経絡のツボ。大腸経は、手から肩峰へ上がり、下顎を通って鼻へ抜けますので、下の歯へのアプローチが可能です。肩コリや首の痛み、頭痛、月経痛などにもよく使います。


足三里は、ひざのお皿の下縁から指幅4本分下の脛骨前縁から指幅1本分外で、胃の経絡のツボ。胃経は、目の下から上顎を通り、首からからだの前面を下って足に至りますから、上の歯のケアに使えます。胃の不調や、老人の転倒防止、滋養強壮などにもよく使います。


江戸時代、庶民の間でお伊勢参りが盛んだったころ、出発の3か月前から足三里に毎日お灸をすえたという話があります。長道中、「胃の調子がよく、足が丈夫で、元気でいられるように。」ということだったのでしょう。


今日も元気に、いい1日を。