嫉妬に狂う女 -22ページ目

女友達撲滅大作戦②

「誰といるの?」


と、聞けなかった私。そっか、地元の友達は男とは限らないか、、、。


どうやらカラオケにいるようだった彼。カラオケの音はうるさいし、べろべろになっている彼は何を言っているか分からないし、複雑な気分のまま電話を切った。


電話しないでと言ったのには、この気持ちを恐れていたからでもあるのだ。


私は冷静を装い、電話ありがとう、でも帰るその日まで連絡しないでね、とメールを打った。


私がこの気持ちをなくせれば、彼とうまくやっていける。そう自分に言い聞かせた。


しかし、私がたとえ抑えることが出来ていたとしても、再び、掘り起こしたのは彼だった。

女友達撲滅大作戦①

彼の地元は、新幹線に揺られた先にある。


付き合った年の年末、彼は当然のように実家に帰って行った。彼と私は同棲4ヶ月目に突入していたものの、猫をかぶっていた私は「帰らないで」が言えず、彼の乗る新幹線をホームまで見送りに行った。


1つだけ約束をして。


それは「地元に戻ってる間にメールも電話もしないこと」


だって、メールが来たら返信しちゃうし、でもいつかはやめなくちゃいけなくちゃで淋しいし、電話なんて来ちゃったら切れなくなっちゃう。それに、もしもこっちからメールや電話して、相手に繋がらなかったら、、、と思うとやりきれなかったのだ。


彼は不思議そうな顔をしながらも分かったと頷いてくれた。


そして迎えた彼のいない年越しの瞬間。今頃、地元の皆とワイワイやってるのだろうな~と彼を思いながら、面白くないテレビをぼ~っと眺めていた。


と、その時、「愛の果実」が携帯から流れてきた。


愛の果実は、彼専用の着メロ。連絡しないでとは言ったものの、やっぱり嬉しかったりして。


「あけましておめでとう」
「声が聞きたくなっちゃってさ」


あらいやだ。もう今すぐ飛んで行きたいワ、、、と幸せを感じた時、


後から女の笑い声が聞こえてきた。

CMにご用心

私の嫉妬に恐れをなした彼は、好きな女の芸能人や興味のある女性のことを口にしなくなった。ホントはいたとしてもね、そういうそぶりを見せなければ、とりあえずは良しなのだ。


だけど、、、ある時、テレビを見ている彼に話し掛けると、シカトされた!?しかもCM中だ。何故にそんなにテレビに釘付け?


と思ったら、CMには彼が前にほのめかした女優の姿。そんなに好きなのかよ、おバカ~~~(涙)