女友達撲滅大作戦① | 嫉妬に狂う女

女友達撲滅大作戦①

彼の地元は、新幹線に揺られた先にある。


付き合った年の年末、彼は当然のように実家に帰って行った。彼と私は同棲4ヶ月目に突入していたものの、猫をかぶっていた私は「帰らないで」が言えず、彼の乗る新幹線をホームまで見送りに行った。


1つだけ約束をして。


それは「地元に戻ってる間にメールも電話もしないこと」


だって、メールが来たら返信しちゃうし、でもいつかはやめなくちゃいけなくちゃで淋しいし、電話なんて来ちゃったら切れなくなっちゃう。それに、もしもこっちからメールや電話して、相手に繋がらなかったら、、、と思うとやりきれなかったのだ。


彼は不思議そうな顔をしながらも分かったと頷いてくれた。


そして迎えた彼のいない年越しの瞬間。今頃、地元の皆とワイワイやってるのだろうな~と彼を思いながら、面白くないテレビをぼ~っと眺めていた。


と、その時、「愛の果実」が携帯から流れてきた。


愛の果実は、彼専用の着メロ。連絡しないでとは言ったものの、やっぱり嬉しかったりして。


「あけましておめでとう」
「声が聞きたくなっちゃってさ」


あらいやだ。もう今すぐ飛んで行きたいワ、、、と幸せを感じた時、


後から女の笑い声が聞こえてきた。