以前、取り寄せ始めたと言っていた
『月刊 発達教育』
に載っている日戸由刈さんという方のコラムが
いつも良い内容だなぁと思っていたんですが
(この方が書いた本とかないのかな?)
と検索してみたらありました
『自閉症スペクトラムの子の
ソーシャルスキルを育てる本
(幼児・小学生編)』です
しかも本田秀夫先生との
共同監修ときたら
こいつは買うしかないですね!
読んだ感想
という事で感想なんですが
内容は絵と図が多めで
非常に読みやすかったです
で、「ソーシャルスキル」と
書いてあるので、SST的な内容かと
思っていたんですが、そんな事は無く
あとがき的な部分に書いてあるんですが
「幼児や小学生の頃には、それほど高度なソーシャルスキルは育ちません」という事で
幼い頃は土台作りに専念した方が良いらしく
その土台作りに必要な
①人に希望を伝える
②生活リズムを整える
③人に手伝ってもらう
④人といっしょに楽しむ
⑤人といっしょに喜ぶ
という5つの基本スキルと
具体的にどうしたらよいのか?
なぜそれが大事なのか?
それが出来るとどう良いのか?
という事が分かりやすく書かれている
基本的な自閉症の子の育て方
というニュアンスの本です
本の内容や方向性も似てるので
『魔法の言葉かけ』
の次はこの本で良いんじゃないかな?
とも思いました
これの次に「思春期編」もありますが
10歳以降向けの本になるみたいなので
当面は土台作りを続けようと思います
最後まで読んでいただき
ありがとうございます
いままでやって来た事の
答え合わせみたいな本
という印象でした