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タイ古式のニコラスです。
タイ古式の施術をするには筋力を使わないで体重を利用するということは前に話しましたね。
ではまったくエネルギーを必要としないかと言えば、そうでもないのです。
それどころか施術には莫大なエネルギーを必要とします。
施術ということはまさに与えることであり、ましてやプロの施術師が何も与えずにお金をいただいたらそれは詐欺と言われても仕方ないでしょう。
でも一日に何人も施術してるしラクそうに見えるけど...。
そうです。そこがプロたる所以です。
マラソンの選手が5kmばかり走っても疲れないのと同じで、施術師は莫大な施術エネルギーを持っているのです。
ではどうやってエネルギーを強めていくのでしょうか。
これにはもちろんいろんな方法があります。
どれがあっているかはその人次第ですが、誰にでも基礎として必要で、健康にも重要で姿勢もよくなる方法があります。
しかしこれはみんな知識は持っていても正しく行っていない人が多いようです。
それなにかと言うと肛門の括約筋の運動です。
肛門の運動は昔から宗教訓練には必ずと言ってよいほど取り入れられてきました。
ニンニクなどの精力剤を使うとエネルギーは増しますが、同時に性欲が高まり無駄に消費してしまう確率も増えてしまいます。
ところが肛門の運動は性エネルギーを高めはしますが、それをコントロールする力も付けてくれます。
さて普通の人がやっている肛門の運動は肛門の部分を締めるというものです。
それはそれなりに効果のあるものですがもっと効果を高めるためにはさらに奥の方の筋肉を動かしていくことです。
これには秘訣があるのですが、むつかしく考える必要はありません。
秘密というものは簡単にできるから秘密なのですが、現代は情報公開の時代なので秘密も明かしていきます。
これは昔の芸者さんがやった訓練として記録に残っているようですが、
トイレでうんこをする時に10回に切って出すというものです。
これで表面だけでなく、奥の方まで確実に締めることができます。
感覚をつかんだらトイレ以外でもどこでもできるようにしてください。
もう暇を持て余すことはないでしょう。
えっ?うまくできない?
完全に筋肉がなまっている人だとなかなかきっちりできなかったりします。
初心の方はお尻の筋肉から始めてみましょうか。
お尻の割れ目に鉛筆を挟んでみます。
そうやって強く挟めるようになったら徐々に肛門の筋肉も締められるようになってきます。
そしてそこから奥のほうもしめられるようにしていきます。
さて、トイレでのやり方の他にもう一つアプローチを紹介しましょう!
これは身体の内側からのアプローチで身体意識の中心線を意識するのにも使えるし、力強い瞑想への入り口でもあります。
まず息を全部吐き切ります。
そして喉を閉じたままで息を吸おうとするのです。
そうすると気道がペッちゃんこになるのを感じるでしょう。
(感じなければ吸い方が足りません!でも無理は禁物ですよ。)
そのままさらに吸おうすると、徐々に下方へ緊張が移り、そして腹の奥の緊張を感じ、最後は肛門の筋肉も内側から引き上げられるように収縮します。
慣れると上半身は緊張させずに肛門だけを緊張させるようにします。
つまり全身リラックスした状態で肛門とその緊張に付随して自然と起こる腹の奥の緊張状態を努力せずに保つ感じです。
体が緩んでいるようでも、体の中心軸はしっかりと保たれている感じで、背骨も自然と上に引き上げられて姿勢はおのずから正しく保たれます。
この極意的な身体の使い方は、朝起きた時に手足をぎゅ〜っと伸ばす使い方にも似ています。
これがうまくできるようになると暑さ寒さにも強くなりますから今の季節にもおすすめですね!
このようにタイ古式は筋肉を使わないのですが、内部の筋肉はしっかり鍛えることが必要なのです。
まさに水鳥の足のように、見えるところは優雅でも水面下は足をバタバタさせているのです。
お客さんの見えないところにしっかりエネルギーを注いで、自分の価値を上げていきたいですね。
日頃の隠れた行動は必ず、必ず報われますよ!
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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