次は小林源太郎氏の作品が残る榛名神社へ廻りました。
榛名神社の双龍門・社殿・国祖社は国指定重要文化財
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
 
イメージ 4
 
 
イメージ 5
 
 
イメージ 6
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
安政2年(1855年)の建立
  間口十尺、奥行き九尺。総欅造りで、で全体に彫刻が施された高い装飾性をもつ門です。。四枚の扉にはそれぞれ丸く文様化された龍の彫刻が施されていることから双龍門と呼ばれるようになったようです。
羽目板の両側には「三国志」にちなんだ絵柄が彫られており、天井の上り竜、下り龍とともに双龍門の風格を高めている。
棟梁群馬県富岡村清水和泉、彫刻武蔵熊谷宿長谷川源太郎、天井の龍は高崎藩士矢島群芳の筆です。
 
 
鉛筆  鉛筆  鉛筆  鉛筆  鉛筆   
 
小林源太郎は、通称熊谷源太郎と言われ、初代小林源八を継いだ2代目。本姓長谷川、号は少淋斉。寛政11年(1799)玉井村で生まれ、熊谷で修業したものと思われますが、手掛けた作品が熊谷周辺に見つかっていません。

 文政4年(1821)吾妻神社(中之条町)を父源八と一緒に手掛け、安政2年(1855)榛名神社双龍門など群馬県内にはいくつか残されています。
 
 
音符   音符   音符
 
 
 
 
 
 
 
拝殿・本殿の彫刻もすごい!
 
 
関口文治郎は、享保16年上田沢村沢入に生まれ、彫物師となった。
隣村花輪村の石原吟八郎に師事したが生来の素質もあってか、その上達は師を驚かすものがあり、宝暦2年には師の片腕となって妻沼聖天宮の本殿彫刻を完了した。
その後聖天宮の幣殿、秩父の三峯神社、伊那の熱田神社、桐生の天満宮、黒保根の栗生神社等多くの社寺に名作を残した。
文化3年に榛名神社を最後の仕事として文化4年に没した。
 
 
イメージ 7
 
拝殿・幣殿・本殿が一つになっています。
 
 
 
イメージ 8
 
虹虹梁の龍が大胆に巻き付いています。
 
木ですよ。どうやってつくったのかな~。
 
手挟みの果実の中にお猿さんがいますね。
 
 
 
イメージ 9
拝殿の下段、持送りの彫刻 犀 
体に甲羅があるから犀だと思う、麒麟は甲羅なし
 
 
 
イメージ 10
霊獣の亀と麒麟? 角が枝分かれか2本なのかはっきりしない
後ろ足の蹄部分が欠けてますね。
 
 
 
 
イメージ 11
 
本殿頭貫の獅子と獏、耳が大きければ象ですね。
 最初は金色に塗られていたのかな
 
 
 
イメージ 13
 
拝殿と向き合う神楽殿
 
 
 
イメージ 12
 
神楽殿の力神
 
 
 
埼玉にゆかりのある彫師、小林源太郎さん、飯田岩治郎さん、山田弥吉さん
などの彫刻を探して寺社巡りを続けたいと思います。
 
 
(^_^)/~
 
 
いつもありがとうございます。
 
2021,11,10 見直し