今、あらゆるものごとが、目まぐるしく変化しています。

 

 


そしてその変化に対応していくには、みなさん自身も変化していかなければならないでしょう

 

 


社会や所属している企業からも、そのような変化の圧力を感じることも少なくないのではないでしょうか。

 

 


ですが、「自分を変えたい」「新しいことに挑戦したい」と頭の中で思っていても、なかなか実際の行動に移すには至らず、あきらめることもしばしばあります。

 

 

 

 

一歩踏み出す勇気を持つための方法

 

 

 

1 自己効力感を育む

 

 

 

やはり、自分に自信が持てるか持てないかが、たいへん重要です。

 

 


「私はできる」という「自己効力感」を持つことが、新しいことにチャレンジする第一歩を踏み出させてくれます

 

 

 

自己効力感を育む極意は、「小さい成功体験の積み重ね」をしていくことです。

 

 


最初はどんな小さなことでも良いので、挑戦できそうと思ったことから始めてみましょう。

 

 


また、もし達成までの期間が長いことに挑戦する場合は、その中で小さなゴールをたくさんもうけることをおすすめします。

 

 


なかなか成果を得られないと、やる気を維持することが難しく、途中で挫折してしまうと「自分はやっぱりだめなんだ」と、逆に自己肯定感を低くしてしまう危険があるからです。

 

 


「いつか大きな変化につながる」と信じて、「小さい成功体験の積み重ね」をしていってみましょう。

 

 

 

2 情報収集と気軽なトライで、まずは「知る」

 

 

 

みなさんは、よく知らないことに対して、漠然と不安に感じる傾向があります。

 

 


それで戸惑うことはおおいにもったいないので、気になったことはどんどん調べ、不安を解消していってみましょう

 

 


また、ずっと情報収集の段階にいて、いつまでも実行に移せないということもあるので、ある程度調べたら、実際に「小さなトライ」をしてみることも大事です。

 

 


実際に経験してみて初めて分かることもたくさんあるからです。

 

 


そして、不安に思っていたことも意外となんでもないことだったと気づくことも多々あります。

 

 


積極的な情報収集と小さな挑戦を、ぜひ行ってみましょう。

 

 

 

3 他者のフィードバックを糧にする

 

 

 

 

なにかを達成した時に生じる「自分の中のポジティブな気持ち」を次の挑戦の糧にすることも重要です。

 

 

 

 

それとは別に「他者からのフィードバック」や「他者への影響」を糧にするのも効果的です。

 

 


たとえば、仕事のスキルアップを目的として、会社の中で小規模の勉強会を開催してみたとします。

 

 


そうすると、「ためになった」「開催してくれてありがとう」などのフィードバックや感謝の声をもらえるかもしれません。

 

 


みなさんの意志で事前に対策を講じて動き、その結果、だれかに影響を与えて感謝されるというサイクルが回ることで、「やってよかったなあ」と大きな自信へつながっていきます。

 

 

 

私は「育てる」という概念がとても好きです。

 

 


最初から大きなものを狙いに行くと、なかなか踏み出せない一歩も、最初は小さくていいじゃないって思えれば、意外と真向かえるかもしれませんよね。

 

 


コロナの流行に加え、VUCAと呼ばれる現代では、いろいろなことが起きると思います。

 

 


ですが、そのような時代だからこそ、一歩踏み出してチャレンジをする、自分の背中をプッシュしてみる、そんなことに取り組んでみていただければと思います。