自己肯定感を高めるために、良いところを伝えていきましょう。

 

 

 


では、良いところが無い人には、どうすれば良いのでしょうか。

 





自己肯定感を上げるために良いところを伝えたい。

 

 

 

 


でもうちの人には良いところが無いの!

 

 

 

 


このように思っていらっしゃるのですね。

 

 




そこで「良いところ」とはどういうものなのでしょうか。

 

 



良いところというと多くの方が素晴らしい結果を残したとか、秀でた能力を持っていることだと思っていらっしゃるようです。

 

 

 

 



承認のピラミッドという考え方があります。

 

 



これは、相手が残した結果、相手がした行動、相手の存在や夢、想いなど、ピラミッド状にして表したもので、それぞれを承認する言葉がけと、否定する言葉とお伝えしています。



まず、みなさんは相手が残した結果のみに注目してしまいがちで、その結果はより素晴らしいものでなければ承認する対象ではない。

 

 

 


結果が出ていなければ、承認に値しないと思い込んでいらっしゃる方が、多いのではないでしょうか。

 

 

 



そうではなくて、結果が得られなくても、行動や存在を承認することができます。

 

 

 



その人の存在そのものやその人が持っている、夢や想いが、そもそも素晴らしいのです。

 



 

 

 


たとえば、サッカーをしている子どもが「サッカー上手くなりたい」という想いを持っているとします。

 

 



将来こんな仕事に就きたいと思っています。

 

 



「○○高校に入りたい」と思っています。

 

 



将来、宇宙飛行士になりたいと思っています。

 

 



これら全てが、その子どもの良いところなのです。

 

 



特に宇宙飛行士になりたいとか、アイドルになりたい、俳優になりたいといった夢を子どもが語った時に、親や大人として「夢は夢でいいんだけど、もっと堅実な考えを持たないと」と『子どもの為を想って』否定してしまいがちです。






ですが、みなさん大人が子どものドリームサポーター「夢の実現や目標達成を心から応援する人」として、

 

 

 

 


「そんな風に思ってるんだね。素晴らしいね」

 

 

 


「そんな考えを持っていて素敵だね」

 

 

 


と承認の言葉をかけてあげたいと思うのです。

 




そして何かにチャレンジした時、試合やテスト、発表会などの本番で上手くいかなかった、望んでいた結果に繋がらなかった場合もそこまでの「行動・過程」を承認することができます。

 

 

 


「望んだ結果には繋がらなかったけど、〇〇と〇〇はできていたよね。この部分は素晴らしかった。△△の準備はバッチリだったよね。」

 

 



このように、それまでの過程のなかで、承認できるポイントは、たくさんあると思うのです。




これらを承認する言葉をどんどんかけていく事で、相手の自己肯定感が上がり、自信がつき、その後の行動に繋がると考えています。




みなさんもぜひ、周りの人に承認の言葉をかけてあげてましょう。