子供たちからの質問が楽しい~福祉授業にて | 白杖ウーマンharukoのブログ

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視覚障害(網膜色素変性)、弱視、白杖使用。手帳2級。視覚障害について日々感じる、うれしいこと、悲しいこと、悔しいこと、そして好きなこと、やってみたいこと、などあれこれ書き留めて行こうと思います。よろしくお願いします。

ご訪問いただきありがとうございます。

はじめましての方、見つけていただきありがとうございます。

白杖ウーマンharukoです。

 

今年度最初の、小学校での福祉授業をしました。

視覚に障害があっても、いろんな工夫をしたり社会の仕組みがあったり

いろんなことができるんだよ、っていうことを伝えています。

その前には、病気になった経緯と、悲しい気持ち、悔しい気持ち、

白杖を持ちたくなかった気持ちなどを話しています。

最後には、見えないからできない、何もしないのではなくて、

見えなくても楽しみたい、やりたい、っていう気持ちを大事にしているよ、ということを

話しています。

 

ひととおり、お話と、

子供たちに目を閉じて簡単なことをゲーム感覚でやってもらい、

最後には質問を受ける時間を取っています。

 

私、この質問の時間が好きなんですよね。

 

大人だったら、

こんなこと聞いたら悪いかな、とか

いまさら聞いても、、、みたいなことも

子供たちは忖度なしで

素直な疑問を聞いてくれるからです。

 

たいていは、

目が見えなくて困る事は何?

こんなときどうしてる?

という感じのものがほとんどです。

 

今回、初めて受けた質問が

 

目が見えるようになったら何がしたいですか?

でした。

 

治療法も薬もない病気なんだよ、って話しているけど、

そこを超えてきてくれた質問が

なんだか楽しかったです(^^♪

 

何がしたいかなあ? って考えたらわくわくしましたもん(笑)

 

もし見えるようになったら、っていう角度から考えてくれた子、

ナイス♪って思いました。

 

生きているうちに治療法がみつかるだろうか?

もう一度見えたりするんだろうか?

 

車の運転が好きだから、もう一度運転して

好きなところに自由に行きたい、

 

免許証は返納しちゃったけど、

見えるようになったらまた取得しよう~。

あ、今度は車にキーを刺さなくても走るやつになってる(;^_^A

運転するなら何の車がいいかな、

 

なんだか今日はそんなことを考えて

にまにましていました(〃艸〃)ムフッ

 

去年から授業を始めて、

この企画をしている団体の担当の方に、

 

要点がうまくまとまってきたね

って言ってもらえて、それもうれしかったなあ。

 

子供たちとやりとりしながら、

たぶん一番楽しんでいるのは私なんじゃないかなと思うけど(笑)

次の学校もがんばって、楽しんできます~。