『四月になれば彼女は』Amazonオーディブルで聞いた | 白杖ウーマンharukoのブログ

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視覚障害(網膜色素変性)、弱視、白杖使用。手帳2級。視覚障害について日々感じる、うれしいこと、悲しいこと、悔しいこと、そして好きなこと、やってみたいこと、などあれこれ書き留めて行こうと思います。よろしくお願いします。

ご訪問いただきありがとうございます。

はじめましての方、見つけていただきありがとうございます。

白杖ウーマンharukoです。

 

※前置きが長く、

件名についてのお話は後半に出てきます💦

 

まだ見えていた頃、

本を読むことが好きでした。

めっちゃ読む、なんでも読む、というよりは、

本屋さんに行って、タイトルや帯を見て選んでみるとか、

凹んだ時に元気になれるような本を選んだりとか、

好きな有名人が書いたものとか、

話題になったもので自分の感覚にあうなあと思ったものとか。

 

好きな著者さんは

浅見帆帆子さん

ひすいこたろうさん

銀色夏生さん

市川拓司さん

などなど主に読んでいました。

 

だんだん左目では文字認識ができなくなり、

右目でも読んでいると

途中から字が揺れたりぼやけたり、

まともに本を読むことができなくなって

もう、本とは縁がなくなったかなあって思いました。

 

視覚支援機関に歩行訓練やら相談しに行ったとき、

ボイスオブデイジーや拡大読書器のことを教えてもらい、

ほどなく、

両方手に入れました。

 

拡大読書器で本を読む、

最初は

読めるかも! と思いましたが

目線と手元になかなか慣れずちょっと断念💦

 

ボイスオブデイジーを使うために

情報センター?に登録手続きをして、

使い始めたら、

 

本が聞ける!

と、うれしくなり、

何を読もうかな、

あ、聞こうかなと選んだのは

 

星野源さんの

『いのちの車窓から』でした。

寝ながらタイマーをかけて聞くと、

なかなか進まない、

3歩進んで2歩下がる、365歩のマーチか(;^_^A

と言う感じで

聞き終えるのに何日かかったか(笑)

 

でも、とても感銘を受けた本だったので、

消さずに残しています。

 

そこから、しばらく、

ローランドさん

小泉今日子さん

デヴィ婦人、

光浦康子さん

阿佐ヶ谷姉妹、

りゅうちぇるさん

 

いろんな方の生き方、考え方を

たくさん聞きました。

聞き返したい本は保存して残しています。

 

しばらくデイジーで楽しんでいましたが、

 

視覚障害者からのといかけラジオ

♯4オーディオブックを聞いたことはありますか?


 

 

 

これを聞いてから、

とってもAmazonオーディブルに興味が出てきて

申し込んでみたんです。

2カ月無料キャンペーンをしていたので(笑)

今もまだ無料中ですが、

いろいろ聞いています。

 

本人が読んでくれている

ローランドさんの『俺か、お礼外か』

伊藤沙莉さんの『【さり】ではなく【さいり】です』

 

そして、好きな著者

ひすいこたろうさん『あした死ぬかもよ』

 

基本、エッセイややさしい自己啓発系の本がすきなのですが、

件名の本題です。

前置き長いですね💦

 

映画の番線で

佐藤健さんと長澤まさみさんと森七菜さmmをたくさん見て

藤井風さんの主題歌もたくさん耳にしたので、

『四月になれば彼女は』

を聞いてみようと思いました。

 

あまり、小説を聞くことがないのですが、

映画見にいけないしな、

って思ったのもあり、

評価もよく、

ネットで、

星野源さんがおすすめする本、というのが出てきて

これがあったので、決定!

(源さん、おすすめしたんですかね?(笑))

 

ちょうど? 私の体調が少し不調で

先週はほとんど家でゆっくりしていたので

聞くにはいいタイミングでした。

 

とっても聞き入りました。

いろんな人の、いろんな「愛」への思い、形。

気持ちが通じて付き合う、

付き合っているうちに感じて来る気持ち、

結婚を控えて思う気持ち、

結婚後に思う気持ち、

リアルで身近に感じる気持ちがたくさんありました。

 

感じる、というか、

感じても、そう思わないようにしている気持ちを

掘り起こしたり、代弁してもらっている、というか。

 

耳で聞くからなのか、

自分が見えなくなってきているからなのか、

風景描写、周りの様子、

頭の中に映像として浮かんでくるような

繊細な言葉たち、

見えなくなってくると想像力豊かになるのかな?

いやいや、著者さんが素晴らしい表現をしているんです(* ´艸`)

 

ある登場人物の思いに涙が出たり、

なんでそうなる? と理解できなかったり、

よかったな、って思えたり。

 

ラストは、その後、を想像する余韻を残して

自分の中でこうあればいいなあ、と思って

今日、聞き終えました。

 

久しぶりに

物語、をとても楽しませていただきました。

 

読んでくれたプロの方のトーンや声も素敵で、

佐藤健さんと長澤まさみさんと森七菜さんをすごくイメージできました。

 

また本と触れ合う機会ができたこと、

自分の世界が広がっていく楽しさを味わえています。

 

Amazonオーディブルにない本は

デイジーにあったりします。

両方上手に使いこなして、

見える人に負けないように?

まだまだ楽しむことをしていくよ~♪