僕の歩んできた道 第2章(26)怒涛の日々③~終わった関係 | 森春樹のブログ

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皆さんこんにちは。



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「僕の歩んできた道 第2章」

第26話をお送りします。






(前回のあらすじ)セールの当日朝、売場に呼び出され、レジの設定変更が行われていないことを責められる。自分の職務であることを知らなかっただけなのだが、部門の責任者として言い訳もできず、迷惑をかけてしまったことを詫びたモリハル。それからというもの、周りからの評価は落ち、力の足りなさを感じていた。そして店長と・・・





第25話はこちら

僕の歩んできた道 第2章 (25)



応接室で店長が応対してくれます。





「おぅ、森ちゃんどうした?」





笑顔のO店長。







関西出身のOさんは長らく北陸で

勤務をしていました。







「辞めさせてください。俺には無理です」







「そうか・・・」







「実はな、」







Oさんが口を開きます。







依然勤務していたのは、地域法人で

ブランドは一緒でも別会社。





でもやがて、本体に吸収合併され



社風が違いすぎる、と戸惑うことも

多かったそう。



それは店長に限らず、何人かは会社を

去ったということです。





店長は続けます。





「俺実はな、森ちゃんがなぁ、鳥取で

農産から販促に異動になって、こっち

来たからどっちがいいかなー?」って



聞こうと思ったんや。いや聞いたかな?」







今では僕も覚えていないのですが、

僕は自分の意思で引き続き鳥取と

同じ仕事をやるということを

決めていました(赴任前から)。





そして店長はもう少し考えてみてほしいと

いうこと、また僕のキャリア形成のために

一度時間を取って面談しよう、とも言って

くれました。







僕の心はでも、退職に傾いていました。







実家に電話します





「俺辞めるからさ」





久しぶりに電話してきたかと思ったら

いきなりそんな発言。





母も驚きます。そしてその時は、父が

帰ってきていましたので父に

代わります。





父も同じで

「もう一度会社に相談してみなさい、

引き続き仕事ができるよう

お願いしなさい」と言いました。





僕は生半可な返事で

「うん」と電話を切りました。









でも不思議なものでそうやって

引き止められる、あるいは翻すよう

お願いしなさいと言われると





余計に辞める意思というのは

固くなっていくのです。







もしあの時どちらか一方が、



「そうなんだ、やめたいんだ。

がんばってたものね。何が

辛かったの?何かあった?」





とか聞いてくれれば僕も少しは心を

開けたのでしょうが・・・。





でもそれが僕も含めて「昭和」という時代を

生きた人たちの価値観、美徳でした。





つまり一つの会社に長く勤める。。。

そのことで自分の人生のキャリア、将来、一生

保証される。





この頃はまだそういう時代でした。





結局僕も店長もお互い多忙だったため面談は

実施できず時間が経つばかり。







時はミレニアム、新しい年度に入っていました。







再度店長にお願いをし、退職願を出しました。









店長は、

北陸にある

警備関係の会社を紹介してやろうか、

とおっしゃいましたがそれには謝意を述べ、

断りました。







?一方僕は鳥取にいた Kに?連絡をします。







「俺辞めるからさ。

一緒に東京行かない?」







Kは唐突な提案に驚きます。





そして笑って言葉を濁して、即答は

してくれませんでした。







あれっ?







一時は彼女の方が僕にゾッコンで

僕があるとき「俺と結婚したい?」と

冗談半分で聞いた時は



ニコニコ顔で「うん!」と言っていた、

あの彼女が。







お互い今の職場を辞めて、一緒に

東京に行ければいいのにと思いました。









しかし、







そのことで話をした3回目ぐらいの時に

彼女の口をついて出た言葉は、







「あの・・・私彼女じゃないん?」







えっ?







「私、見たから」

















そう、僕は高知に来てから、ネットで

知り合ったある女性と連絡を

取り合っていたのです。





しかもそれをプリントアウトして保存して

いました。長文のやりとりを。







そこに僕は「彼女はいない」と

答えていたのです。そしてその紙は、

こともあろうに

社内教育の研修用ファイルに挟んであり



僕が仕事に行ってる間、彼女が何気に

それを手に取ってみた時に、

そのやり取りを見てしまったという

ことです。









僕は言葉が出ませんでした。









やがて





「ごめんな」







・・・。







彼女は涙声になっていました。









終わった。









彼女のアタックに押されるような形で

付き合い始めたけどやっぱり僕の心は

彼女にはなかったのです。







東京に連れて行くと言ったのは一人じゃ

不安があったから。







また彼女はこの時こう言いました





「私がこっちに来た時、鳥取にいたときと

違ってた。何か違うなって思っていた」







こうしてKと僕の交際は

思わぬことがきっかけで終わりを迎えた

のでした。







また僕は、

再度上京して何をやろうと思って

いたのか?







自宅で録音したあるテープ。







そこに僕のやりたいことが

録られていました。







そのテープというのは・・・





次回に続きます。




本日もここまでお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

 

第27話へと続きます。

 

僕の歩んできた道 第2章(27)