いつか何処かで聞いた言葉。
【人間はまた赤ちゃんに戻っていく】
歩くことも、食べることも、排泄も、何も1人でできない状態でこの世に産まれ。
同じく歩くことも、食べることも、排泄も、誰かの手を借りないと出来なくなって亡くなっていく。
つい2年前に出産して現在進行形で子育てをしている自分の体験と、いまの父を見ていると、痛いくらい考えてしまうのです。
先日、明け方5時ごろ交代に行ったら、母が泣いていて。
ずっと父と一緒にいるのが、気が休まらなくて本当に辛いと泣いていて。
余裕が無くて、無茶を言う父に怒りをぶつけてしまったそう。
「優しくできなかった…」と泣いてる姿が、ワンオペ育児してる自分とすごく重なって見えてきて。
どんなに大切でも、責任あっても、自分がやらないといけなくても。
ずっと一緒は本当にしんどい。
優しくしたいのに、余裕がなくて出来ない自分。
普段ブログで懺悔してる私やん!ってなりました。笑
夜中父がせん妄があったり管を取ったり、酸素吸入を拒んだりするらしく、なかなか寝れないみたいで。
これも、新生児時代や、夜泣きが酷い時期に身に覚えがすごくある。
睡眠取ってないと、気付かないうちに身体は限界を迎えるし、心にも余裕が無くなるやーつ。
帰省して最初は父が心配でしたが、状態が安定してきて、今は母の方が心配な状況に。
出来るだけ見守りを代わって母を休ませてあげたいのはやまやまですが、こちらも4歳2歳に振り回されてなかなか代わってあげられなくてもどかしい。
今は子ども達が寝ている明け方に交代したり、子ども達と父が寝ている部屋で一緒に遊んで側にいるくらい。
そのくらいしかできない、しかも期間限定。
遠くに嫁いだ娘は、とても無力だ…。
介護と育児。
似て非なるもので。
似てるんだけど、決定的に違うこと。
それはかわいさ!
そう、父まったくかわいくない!!笑
まだ子ども達のがかわいいから頑張れるなと思ってしまったのでした。
あとやっぱりどんどん出来ないことが増えていく介護と、成長を見守る育児は、気持ちの問題が全然違うなとも思ったり。
でもどちらも永遠には続かないわけで。
いつかは終わりが必ずくる。
きてしまう。
だから適度にリフレッシュしつつ、まわりの手を借りながらしんどい時期を頑張って乗り越えるしかないんだな…と。
色々考えてしまいます。